保育士を辞めたい8つの理由|辞めて幸せになれる人とは?

保育士を辞めたい8つの理由|辞めて幸せになれる人とは?

「終わりの見えない業務量と責任感に押しつぶされそう…」
「子どもたちの笑顔の裏にある、親からのプレッシャーや理不尽な要求…」
「薄い給与と長時間労働で、将来への不安が募る…」

保育士は本当に大変ですよね。終わりの見えない書類や事務作業、子どもたちの安全への責任、保護者からのクレーム。心身ともに限界を感じてしまうのも無理はありません。子どもたちの笑顔のために頑張りたいのに、さらには薄給で長時間労働のせいで将来への不安も募るばかり。

同じ悩みを抱える保育士はたくさんいます。一人で抱え込まず、周りの人に相談してみませんか?同じ職場の仲間、先輩、家族、友人、そして、転職エージェントの利用も検討してみてはいかがでしょうか。転職エージェントは、あなたに合った求人紹介や面接対策などのサポートをしてくれます。今の職場よりも働きやすい環境を見つけられるかもしれません。

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無理に仕事を続けていても身体を壊しかねないため、会社や他人のことよりも、まず自分の健康を最優先に考えましょう。合わない職場で働くのは百害あって一利なしです。「上司に相談しづらい」「会社に近づくと動悸が激しくなる」など既に苦しんでいる人は、その日のうちに退職を決定できる『退職代行サービス』に代わりに連絡してもらうのがおすすめです。

目次

保育士を辞めたい8つの理由

保育士を辞めたいと感じる主な理由は次の8つです。

保育士を辞めたいと感じる理由緊急度の高さ
(今すぐ辞めた方がよい)
自身の体力・精神力の限界★★★★★
人間関係のストレス★★★★★
子どもたちの成長と責任の重圧★★★★☆
園の方針との違い★★★★☆
子どもの問題行動への対応★★★☆☆
低すぎる給与★★★☆☆
終わりの見えない業務量★★★☆☆
キャリアパスへの不安★★☆☆☆

責任の重圧、終わりの見えない労働、低い給与、人間関係のストレス、価値観のギャップなど、保育士特有の悩みが深刻化し、多くの退職者が生まれています。個人の努力では解決できない課題であり、待遇改善や環境整備などの対応を会社が取ってくれない限りは、退職という選択肢しかないでしょう。

自身の体力・精神力の限界

自身の体力・精神力の限界を感じて辞めたいと感じる主な原因は、長時間労働、休憩時間の不足、保護者からのクレーム対応などが挙げられます。 子どもたちの相手をするには常に高い体力と精神力が必要ですが、長時間労働や休憩時間の不足により心身ともに疲弊してしまい、その結果、限界を感じてしまうのです。

また、保護者からの理不尽な要求やクレーム対応も大きなストレスとなり、精神的な負担を増大させる要因となっている方は多いのではないでしょうか。

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  • 不安障害

自身の体力・精神力の限界で保育士を辞めた or 辞めたい人の声

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30代女性

毎日子どもたちの世話で体力的にヘトヘト、休憩時間もほとんど取れず、残業も当たり前。保護者からのクレーム対応にも追われ、精神的に疲弊してしまいました。退職後は事務職に転職し、心身ともにゆとりができました。

30代女性

10年以上保育士として働いてきましたが、腰痛や肩こりが悪化し、体力的に限界を感じていました。また、責任の重さから精神的なストレスも大きく、体調を崩してしまいました。退職後はパートとして働き、自分の体と向き合っています。

20代女性

新卒で保育士になりましたが、想像以上に仕事量が多く、残業や持ち帰り仕事も多かったため、プライベートの時間が全く取れませんでした。心身ともに疲弊し、体調も崩してしまったため、退職を決意。今は別の仕事で、プライベートも充実しています。

体力的にも精神的にも無理してまで続けていると保育の質が低下し、自身の心身にも影響を及ぼしてしまう可能性があります。 限界を感じたら、早めの休職や転職を検討しましょう。

人間関係のストレス

保護者からの理不尽な要求やクレーム、職場の同僚との人間関係のトラブルや価値観の違いなど、人間関係のストレスが原因で保育士を辞めたい人は比較的多いです。「人対人」の仕事だからこそ、保護者や同僚との関りは避けられません。さらに、改善もそう簡単に期待できないため、そういった点も相まって心身の負担となってしまうでしょう。

人間関係のストレスはひどい場合、立ち直れずに長期間社会から離脱することも考えられるため、早い段階で見切りをつけて退職することを推奨します。

人間関係のストレスで保育士を辞めた or 辞めたい人の声

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30代女性

ベテラン保育士からの嫌味が酷く、新人の私への指導も高圧的でした。保護者対応でミスをすると、陰口を叩かれることも。精神的に追い詰められ、体調を崩して退職しました。

40代女性

園長先生のパワハラが酷く、毎日怒鳴られていました。他の職員も見て見ぬふり。精神的に限界を感じ、転職を決意しました。

30代女性

保護者からの理不尽なクレームに悩まされました。職員同士で連携が取れておらず、一人で抱え込むことに。心身ともに疲弊し、退職しました。

人間関係のストレスは、心身の健康を損なうだけでなく、職場の雰囲気を悪化させ、子どもたちの成長にも悪影響を及ぼす可能性があります。人間関係に悩んで一人で抱え込んでしまうと、孤立感消耗感が強くなり、さらに問題が悪化してしまう恐れもあるでしょう。

子どもたちの成長と責任の重圧

子どもたちの成長を間近で感じられるやりがいや喜びとは裏腹に、安全や健康、発達などへの責任感は非常に重く、精神的な負担となりやすいです。一人ひとりにあった保育を考え、その保育を責任もって提供することは最も重要な仕事内容であるため、心労も大きく、負担を感じてしまう人も多いのではないでしょうか。

命を預かる重要な職種であるがゆえに発生する問題であり、実際に保育士になってその過酷さに悩みを持つ人も少なくないでしょう。抱える悩みの大きさが大きいからこそ、耐えきれない場合には他の職種に転職することも大切な決断です。

人間関係のストレスで保育士を辞めた or 辞めたい人の声

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30代女性

担任したクラスの子どもたちが卒園する度に、寂しさと達成感で胸がいっぱいになりました。でも、同時に「この子たちの未来を左右するかもしれない」という責任の重圧に押し潰されそうで、心身ともに疲弊してしまいました。

20代女性

子どもの怪我やトラブルは、どんなに注意していても避けられません。保護者への報告や対応に追われ、精神的に追い詰められました。子どもたちを守る責任の重さに耐え切れず、退職を選びました。

30代女性

子どもの成長を間近で見守れる喜びは大きかったですが、同時に、自分の関わり方次第で子どもたちの未来が変わってしまうかもしれないという不安も常にありました。そのプレッシャーに耐えられなくなり、転職しました。

無理を続けて心身が不調になると、質の高い保育を提供することが難しくなり、子どもたちの成長にも悪影響を及ぼしてしまう可能性があらるため、子どものことを考えればこそ早い段階での退職といった決断が必要です。

園の方針との違い

自分が理想とする保育と、園の方針が大きく異なる場合、葛藤やストレスを感じることがあります。例えば、子どもの自主性を尊重したいのに、園の方針が画一的な保育を重視している場合などです。

他にも、保護者からの要望への対応や、クレームへの対応など、園の方針と自分の考え方が合わない場合、対応に苦慮し、精神的な負担を感じる場合もあるでしょう。

園の方針に関する悩みの場合は、園を変えれば解決する可能性が高いです。悩んでストレスをためるよりかは、3月など園児が入れ替わるタイミングを機に職場を変えた方が良いでしょう。

園の方針との違いで保育士を辞めた or 辞めたい人の声

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30代女性

園の方針で、子どもたちを叱ることを禁止されていました。しかし、中には度を越えたいたずらをする子もいて、見過ごすことができませんでした。注意しても改善されず、保育士としてのジレンマを感じて退職しました。

40代女性

園の方針で、保護者からの要望には全て応えなければなりませんでした。中には理不尽な要求をする保護者もおり、対応に苦慮しました。保育士としての信念を曲げることができず、転職を決意しました。

20代女性

園の方針で、イベントの準備や書類作成に追われる毎日でした。子どもたちとじっくり関わる時間が取れず、保育士としてのやりがいを見失ってしまいました。子どもたちと向き合う時間を大切にしたいと思い、退職しました。

自身の保育観と異なる保育を行うことで、子どもへの接し方に葛藤が生じ、子どもたちの成長にも悪影響を及ぼしてしまう恐れもあるため、子どものことを考えたうえで辞めるのも一つの選択です。

子どもの問題行動への対応

暴言、暴力、不登校など、近年増加傾向にある子どもの問題行動への対応は、精神的な負担が非常に大きく、教員免許の返納を考える保育士もいます。子ども達の暴言、暴力、いじめなどの問題行動には様々な種類があり、専門的な知識や経験を用いてそれぞれに適切な対応が必要になります。

子どもの問題行動は親が起因するものも多いため、園の対応方針次第では円満に解決できる可能性があります。ただし、保護者が出てきてしまうとそのストレスは計り知れないものになるため、耐えきれなくなる前に辞めてしまうのも一つの選択肢です。

子どもの問題行動への対応で保育士を辞めた or 辞めたい人の声

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〇代性別

食事に時間がかかる子や、偏食が激しい子が複数いました。一人ひとりに寄り添って対応していましたが、時間内に食事を終えさせることができず、他の業務に支障をきたすようになりました。心身ともに疲弊し、退職を選びました。

〇代性別

友達とのトラブルが絶えない子がいました。仲裁に入っても解決せず、保護者同士の対立に発展することも。精神的に疲弊し、転職を決意しました。

〇代性別

担任クラスに乱暴な子がいて、毎日他の園児への対応に追われました。注意しても改善せず、保護者も無関心。限界を感じて退職しました。

子どもの問題行動への対応は、保育士にとって大きな負担となり心身の健康を損なう可能性があります。また、対応に追われて他の業務がおろそかになってしまうリスクもあります。

低すぎる給与

責任の重さとやりがいのある仕事であるにもかかわらず、保育士の給与は他の職種と比べて低いです。そのため、生活費をまかなうのがやっとで、将来への不安を抱えたり、生活の質が低下したりして、辞めたいと感じる人も多いでしょう。自身の努力で解決できる事案ではないため、将来のことを考えたうえでどうするべきかの判断が必要になるでしょう。

保育士の給与は、国が定める「公定価格」に基づいて決められているため、努力で解決するものではありません。

低すぎる給与で保育士を辞めた or 辞めたい人の声

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30代男性

資格を取得するために、多額の費用を投資しました。しかし、保育士の給料は安く、資格に見合った収入を得られませんでした。投資に見合うリターンが得られないと判断し、転職しました。

30代女性

仕事内容はハードなのに、手取りは15万円程度。ボーナスも雀の涙ほどで、生活が苦しかったです。やりがいだけでは続けられず、転職しました。

20代女性

残業や持ち帰り仕事が多く、サービス残業も当たり前でした。時給換算すると、最低賃金を下回ることも。これでは将来が不安になり、退職しました。

低すぎる給与は、生活への不安を与え、心身的なストレスにつながってしまいます。また、自分のスキルや経験に見合った給与を得られれないと、モチベーション維持が難しかったり、保育の質が低下たりする要因にもなってしまうでしょう。

終わりの見えない業務量

書類作成、事務処理、行事準備に加え、子どもたちの個別対応や保護者とのやり取りなど、常に忙しく、残業や持ち帰り仕事、休日出勤も常態化している人は多いのではないでしょうか。心身の疲労健康を損なうだけでなく、私生活への侵食にもつながり、過度なストレスで精神疾患のリスクを高めてしまうので注意しなければいけません。

持ち帰り業務は保育士の世界では半分当たり前のような状態になっていますが、決してそうではありません。家で小道具を作るなどの業務が当たり前といった考えになる前に冷静になって、他の園に移るなどを検討しましょう。

終わりの見えない業務量で保育士を辞めた or 辞めたい人の声

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20代女性

書類作成や会議が多く、子どもと向き合う時間が削られていくことに不満を感じていました。事務作業に追われる毎日で、保育士としてのやりがいを見失ってしまい、退職を選びました。

20代女性

園児が増え、一人ひとりに丁寧に関わることが難しくなってきました。余裕のない保育に罪悪感を抱き、子どもたちと向き合う時間を大切にしたいと思い、転職を決意しました。

30代女性

日中の保育に加え、連絡帳や日誌の作成、行事の準備、保護者対応など、業務が山積みでした。休憩時間もまともに取れず、持ち帰り仕事も当たり前。心身ともに疲弊し、退職を決意しました。

業務に追われて子どもたちとの関わる時間が減少すると、質の高い保育を提供することが難しくなります。業務量がさらに増えていくと過労心身不調の原因にもなってしまいます。

キャリアパスへの不安

保育士として経験を積んでも将来のキャリアパス明確に見えにくいという不安を抱える人は少なくありません。将来のキャリアパスが明確に見えず、昇進昇給やスキルアップの機会が少ないと感じる人は、モチベーション低下や退職につながっています。

必ずしもスキルアップに繋がらない、という訳では無い点には注意が必要。コミュニケーションスキルや創作スキルなどは高められますが、結局給与には反映されないのでやりがいに繋げるのは難しいでしょう。

キャリアパスへの不安で保育士を辞めた or 辞めたい人の声

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20代女性

保育士の仕事は好きでしたが、専門性を高めるための研修や資格取得の機会が少なかったです。スキルアップの機会を求めて、他の業界に転職しました。

20代女性

保育士の仕事はやりがいがありますが、結婚や出産後の働き方を考えると、続けられるか不安でした。ワークライフバランスを重視できる仕事に転職しました。

30代女性

保育士として経験を積んでも、給与や役職に反映されにくいと感じていました。このままでは将来が不安になり、キャリアアップを目指して転職しました。

キャリアパスへの不安は、モチベーションの低下離職につながる可能性があります。また、将来への漠然とした不安を抱えたまま働き続けると、焦りやストレスを感じ、心身の健康を損なう恐れもあります。

保育士を辞めてよかった」と感じている人の声

以上のように、保育士を辞めたい理由は人によってさまざまです。では、つらかった保育士を実際に辞めて「よかった」と感じている人や「辞めて幸せになった」と実感している人はどのくらいいるのでしょうか。保育士から離れ、現在は別の仕事に就いている人の声を紹介します。

「保育士を辞めてよかった」と感じている人の声

保育士時代は、残業や持ち帰り仕事が多く、プライベートの時間が全くありませんでした。転職してからは、定時に帰れるようになり、趣味や友人との時間も楽しめるようになりました。心身ともに余裕ができて、毎日が充実しています。(30代女性)

「保育士を辞めてよかった」と感じている人の声

人間関係のストレスで、保育士を辞めました。転職先では、人間関係も良好で、仕事も楽しく取り組めています。心機一転して、新しい環境でチャレンジできてよかったです。(20代女性)

保育士の仕事は好きでしたが、給料が低く、将来に不安を感じていました。転職してからは、収入が大幅にアップし、家族との時間も増えました。経済的な安定を得ることができ、精神的な余裕も生まれました。(40代男性)

子どもの成長を間近で見守れる喜びは大きかったですが、同時に責任の重圧も感じていました。転職してからは、責任の重圧から解放され、心穏やかに過ごせています。自分のペースで働ける仕事に就けてよかったです。(30代男性)

保育士を辞めた先輩たちは、プライベート時間の確保や経済的な安定、良好な人間関係の構築、責任からの解放、そして心身の健康を取り戻すことができたと、転職に満足している様子がうかがえます。

「保育士を辞めない方がよかった」と感じている人の声

一方で、保育士を「辞めない方がよかった」と感じている人もゼロではないようです。辞めたことを後悔している人の声を紹介します。

「保育士を辞めない方がよかった」と感じている人の声

保育士を辞めて事務職に転職しましたが、毎日同じことの繰り返しでやりがいを感じられません。子どもたちの笑顔や成長を間近で見られる保育士の仕事の方が、自分には合っていたと後悔しています。(30代女性)

「保育士を辞めない方がよかった」と感じている人の声

保育士時代は、残業や持ち帰り仕事が多く、家族との時間が取れませんでした。しかし、転職後はさらに労働時間が長くなり、家族との時間も減ってしまいました。子どもと関わる仕事がしたいと強く思うようになりました。(40代男性)

人間関係に悩んで保育士を辞めましたが、転職先の職場でも人間関係のトラブルがあり、結局どこに行っても同じだと感じています。子どもが好きなので、保育士を続けていればよかったと後悔しています。(20代女性)

給料の低さに不満があり、保育士を辞めて収入の良い仕事に就きましたが、毎日数字と向き合う仕事にやりがいを感じられません。子どもたちの笑顔に囲まれて働いていた日々が懐かしいです。(30代男性)

保育士を辞めたことを後悔している先輩たちは、保育士の仕事ならではのやりがいや魅力を再認識したり、転職先での仕事内容や人間関係に不満を感じたりしているようです。また、転職先の労働環境が悪化してしまったケースもあり、保育士を辞める決断が必ずしも良い結果に繋がるとは限らないという現実も浮き彫りになっています。

保育士に向いていない人の特徴・性格

一方で、保育士に向いていない人の主な特徴・性格は次の8つです。

保育士に向いていない人の8つの特徴・性格
  • 子どもが苦手
  • 責任感が弱い
  • 体力がない
  • 感情的になりやすい
  • コミュニケーション能力が低い
  • 協調性がない
  • 忍耐力がない
  • 自己研鑽を怠る

上記の特徴や性格はあくまで目安ではありますが、子どもに対しての責任感や、より良い保育を提供しようとする気持ちが少ない人は保育士には向いていないと言えるでしょう。また、保育士の仕事の相手は子どもだけではなく、保護者や同じ園で働く人たちとの関りも重要なので、協調性やコミュニケーション能力も欠如していると難しい仕事です。

とはいえ、きつくても耐えられる「保育士を続ける明確な理由」がある人ばかりではないため、「経験として就いたが、自分には合わなかった」と感じるのであれば、それは保育士が向いていなかったからでしょう。単に向き不向きの問題であって、保育士ができなくても他の仕事なら輝ける人は大勢いるのです。

保育士を辞めたいときの対処方法

保育士を辞めたい人は、精神状態や身体的な辛さなど応じて、大きく分けて以下3つの選択肢から考えましょう。

今すぐ楽に保育士を辞めたい人は『退職代行』に相談

『退職代行』とは、本人の代わりに会社に連絡し、退職の手続きを代行してくれるサービスです。退職代行サービスの最大のメリットは、なんといっても「自分は何もしなくても会社を辞められる」ことです。上司や先輩との摩擦も、引き止めや退職を先延ばしにされるといったことも起きません。早ければ、依頼した日に退職が決定することもあります。

弁護士監修の元、『労働環境改善組合』と提携して会社と交渉するなど万全の体制が敷かれているため、「損害賠償を求められたらどうしよう・・・」と法的な心配をする必要はありません。『退職成功率100%』の実績を持つサービスに相談すれば、さらに安心して退職できるでしょう。さらに、店舗まで行けば、目の前で退職を確定させてくれるサービスまで登場しています。

『退職代行サービス』に相談してから退職するまでの流れ
  1. LINEやメール・電話で無料相談する
  2. 打ち合わせ
  3. 契約・支払い
  4. 会社に連絡してもらう
  5. 退職の手続きを完了する

悩んだら、まずはLINEやメールなどお好みの方法で相談しましょう。打ち合わせの形式はオンラインかオフライン(来店)いずれか相談しやすい方法を選択できます。退職理由については、代行業者も理解しているため誤魔化す必要はありません。素直に状況を話して大丈夫です。

退職に向けた流れを双方で固めたら、事業者が代わりに会社に連絡してくれるため、費用を支払ったら本人がやることはありません。退職が決定したら、事業者の案内に従って諸所の手続きなどを進めましょう。

『退職代行サービス』に相談するのがおすすめの保育士
  • 精神的・身体的に限界を感じている
  • 園長や上司に退職を言い出せない
  • 即日退職したい

心身的に限界を感じていたり、園長に相談できるような環境ではない人、即日退職したいなど、退職が困難な状況にある保育士は、退職代行サービスの利用を検討すべきです。専門家のサポートを受けることで、円滑な退職を目指せます。

ただし、「簡単に辞められる」ことは人によってデメリットにもなります。「仕事が少し嫌だな」と感じた程度の理由で、安価で手軽だからと退職代行を使い続けることはおすすめしません。

園に味方がいない、「辞める」と伝えることで園長や上司にもっと怒られてしまうかもしれないなど、周りに頼れる人がいないとき中立の立場で相談に乗ってくれるのが『退職代行』です。簡単に辞められる反面、退職理由のハードルが下がり続けてしまうリスクもあるため、緊急度に応じて検討しましょう。

言いやすい・相談しやすい上司や先輩がいる場合は『円満退社』で辞める

今の仕事がどんなに辛くても、可能であれば『円満退社』で辞めることが望ましいです。円満退社とは、双方(従業員と会社)が納得した状態で労働契約を解除することです。人間関係や問題を清算して次に進むことで、辛い経験も糧にできますし、何より困難にも立ち向かう耐性がつきます。後に良好な形で仕事の付き合いが発生する可能性もあります。

人手不足が深刻な保育業界では、退職引き止める動きもみられます。引き継ぎの負担や後任探しの困難さから、円満退職容易ではないのが現状です。

とはいえ、このページをご覧の人は、人間関係や職場環境の問題から「円満退社できない状況に追い込まれている」ことがほとんどだと思いますので、基本的には退職代行か後述の転職エージェントを頼ることが解決策になるでしょう。

『円満退社』で辞めるまでの流れ
  1. 退職の意思表示を伝える
  2. 退職日が決定する
  3. 退職届を作成して提出する
  4. 業務を引き継ぎする
  5. 社内や取引先に退職の挨拶をする

保育士が円満退社で辞めるには退職の意思表示を早めに行い、計画的に業務を引き継げるようにすることが大切です。同僚以外にも子ども達や保護者の人たちへの感謝の気持ちを伝えるためにしっかりと挨拶も行うと良いでしょう。

『円満退社』で辞めるのがおすすめの保育士
  • 園側との良好な関係を築けている
  • 次のキャリアプランが明確にある
  • 業務の引継ぎをしっかりと行える

円満退社で辞めることがおすすめなのは、あくまで味方になってくれそうな上司や先輩がいる場合です。四面楚歌の状況では相当な勇気がいりますので、それによってさらにメンタルを追い込むのは避けたいでしょう。

円満退社を考える余裕がない人は、無理をせず退職代行か転職エージェントに相談しましょう。その結果、まだ今の仕事を頑張れると考え直す人もいます。自分の心に素直に従うことをおすすめします。

保育士は辞めずに他の選択肢を考えたい人は『転職エージェント』に相談

すぐに結論は出したくないが、仕事が辛くていずれ辞めたいと考えている人は『転職エージェント』に相談するのも手です。転職エージェントは、キャリアコンサルタントと呼ばれる専門スタッフが、転職希望者のキャリアプランや希望条件などをヒアリングし、それに合致した転職活動のアドバイスをしてくれます。

転職エージェントでは、非公開求人情報も含めた幅広い求人情報を持っているため、希望に合致した求人に巡り合える可能性が高くなります。すぐに退職や転職を決める必要はないため、登録だけしておいて網を張っておくのも賢い選択です。

保育士の資格を活かせる転職先としては、児童福祉施設認定こども園病院小児科などが人気です。子育て支援センター母子福祉施設教育関連企業なども選択肢となります。コミュニケーション能力子どもへの愛情は、介護職販売職事務職など、幅広い職種で活かせます。

『転職エージェント』に相談してから転職するまでの流れ
  1. 転職エージェントに登録
  2. キャリアコンサルタントとの面談
  3. 求人の紹介
  4. 応募・面接
  5. 内定・入社

ひとつのエージェントだけに頼るのではなく、複数のエージェントに登録することをおすすめします。また多くの転職エージェントは、成功報酬型を採用しています。成功報酬の金額はエージェントによって異なるため事前に確認しておくことが大切です。

『転職エージェント』に相談するのがおすすめの保育士
  • 希望に合う求人を見つけられない人
  • 転職活動が初めてで不安な人
  • 短期間で転職したい人

現在働いている園で業務量が多かったり、転職活動に充てる時間が十分に得られない人は、希望に合う求人を見つけることが困難です。安心して転職活動を行いたい人や、すぐに転職先を見つけたい人は転職エージェントに相談することがおすすめです。

転職活動は、あくまでも自分自身で行うものです。担当者に全てを任せてしまうのではなく、主体的に情報収集や活動を行うようにしましょう。

保育士を辞めた後のキャリアプランやおすすめの転職先

では、保育士を辞めた後、次にどのような職種を選択すればよいのでしょうか? 保育士を辞めた後におすすめの転職先となる5つの選択肢を紹介します。

事務職 (一般事務、医療事務など): 未経験でも応募可能な求人が多く、残業も比較的少ないため、ワークライフバランスを重視したい方におすすめです。販売職 (アパレル、雑貨など): 人と接することが好きな方に向いています。シフト制の職場が多く、時間の融通が利きやすいのも魅力です。コールセンタースタッフ: 研修制度が充実している企業が多く、未経験でも安心して始められます。土日祝日休みや時短勤務など、働き方も選べます。介護職 (介護助手、ホームヘルパーなど): 人と接することが好きで、人の役に立ちたいという方におすすめです。無資格でも始められますが、資格を取得することでキャリアアップも可能です。図書館司書: 本が好きな方に向いています。図書館司書資格が必要ですが、通信講座などで取得することも可能です。比較的落ち着いて働ける環境です。

おすすめの
転職先
おすすめの理由
事務職 (一般事務、医療事務など)未経験でも応募可能な求人が多く、残業も比較的少ないため、ワークライフバランスを重視したい方におすすめ。
販売職 (アパレル、雑貨など)人と接することが好きな方向け。シフト制の職場が多く、時間の融通が利きやすいのも魅力。
コールセンタースタッフ研修制度が充実している企業が多く、未経験でも安心して始められる。土日祝日休みや時短勤務など、働き方も選べる。
介護職 (介護助手、ホームヘルパーなど)人と接することが好きで、人の役に立ちたいという方におすすめ。無資格でも始められるが、資格を取得することでキャリアアップも可能。
図書館司書本が好きな方向け。図書館司書資格が必要だが、通信講座などで取得することも可能。比較的落ち着いて働ける環境なのも魅力。

これらの職種は、未経験からでも始めやすく、研修制度が充実している場合が多いです。また、コミュニケーション能力を活かせる点が保育士からの転職には最適でしょう。

大卒の3年以内の離職率

厚生労働省が発表している「新規学卒就職者の離職状況」によると、令和2年卒の大卒3年以内の離職率は32.3%となっています。これは、2019年(平成29年)3月卒の32.8%から微減していますが、依然として高い水準です。

経験年数離職率
新卒1年目10.6%
新卒2年目11.3%
新卒3年目10.4%
3年以内に辞める人の割合(合計)32.3%
※令和2年度の割合

出典:厚生労働省(学歴別就職後3年以内離職率の推移)
※令和2年度の割合

大卒3年以内の離職率が高い理由は、複合的な要因が考えられます。長時間労働や休暇取得の難しさなど、ワークライフバランスの課題も離職の大きな要因でしょう。さらに『配属ガチャ』など、希望した配属先ではなかったために早期退職する人も少なくありません。

さらに、価値観だけではなく働き方も多様化する現在では、副業やダブルワークで働く人も増えています。必ずしも、大卒で正社員を続けることが自身にとって最良の選択ではなくなってきているということです。

大卒で3年以内に保育士を辞めた or 辞めたい人の声

大学で幼児教育を専攻し、夢だった保育士になりました。しかし、現実は厳しく、残業や持ち帰り仕事が多く、プライベートの時間も削られてしまいました。体力的に限界を感じ、1年半で退職しました。(20代女性)

大学卒業後、新卒で保育園に就職しました。子どもたちと関わる仕事は楽しかったですが、保護者対応や事務作業に追われ、自分の時間を持つことができませんでした。ワークライフバランスを重視したいと思い、2年で転職しました。(30代男性)

大学で保育士資格を取得し、希望の保育園に就職できました。しかし、人間関係に悩み、先輩保育士からのパワハラや陰口に耐えられず、1年で退職しました。(20代女性)

短大等卒の3年以内の離職率

続いては、同資料から「短大等卒の3年以内の離職率」です。

経験年数離職率
新卒1年目16.3%
新卒2年目13.5%
新卒3年目12.8%
3年以内に辞める人の割合(合計)42.6%
※令和2年度の割合

短大は2年間という短い期間で専門知識を学ぶため、将来のキャリアビジョンを明確化することが難しい場合があります。入社前に描いていた想像していた仕事と、実際の仕事内容が大きく異なることでモチベーションが低下し、早々に離職を考える人も多いのでしょう。

また、2年間という短い期間で実務経験を積むことが難しいことも離職の理由です。必要なスキルや知識は、就職してから現場で身に付けていくものですが、一人前になるまでの期間は仕事に追いつけず自信を失ってしまい、続ける気力も無くなってしまいます。

短大等卒で3年以内に保育士を辞めた or 辞めたい人の声

短大卒業後、念願の保育士として働き始めましたが、想像以上に体力仕事で、腰痛に悩まされるようになりました。また、残業や持ち帰り仕事も多く、プライベートの時間が全く取れませんでした。心身ともに疲弊し、(20代女性)

専門学校で保育士資格を取得し、保育園に就職しました。子どもたちと関わるのは楽しかったのですが、保護者対応や書類作成に追われ、自分の時間が全くありませんでした。また、給料も低く、将来に不安を感じて2年で転職しました。(20代男性)

短大卒業後、地元の保育園で働き始めました。しかし、人間関係が複雑で、先輩保育士からの嫌がらせや陰口に悩まされました。相談できる人もおらず、精神的に追い詰められ、半年で退職しました。(20代女性)

まとめ

保育士の仕事は、子どもたちの成長を間近で見守れるやりがいがある一方で、責任の重圧、終わりの見えない業務量、人間関係のストレス、低賃金など、様々な悩みを抱える人が多いです。これらの悩みが原因で、心身に不調をきたしたり、保育の質が低下したりするケースもあります。退職代行サービスや転職エージェントを利用して、より良い環境を求めてみてはいかがでしょうか。

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