- 転職を考えているけど、ブラックな企業には入りたくないな。
- 京都府の危険な企業をあらかじめ知りたい。
就職・転職をするときには、最低限やばい企業は事前に知りたいですよね。そこでこの記事では、厚生労働省から発表されている京都府のブラック企業とその違反内容などを紹介していきます。
京都府のブラック企業一覧
下記は、厚生労働省が発表している「労働基準関係法令違反に係る公表事案(令和5年4月1日~令和6年3月31日公表分)」などより、引用してきた企業一覧です。労働基準法に違反していることから、明らかなブラック企業だと言えます。
| 企業・事業場名称 | 所在地 | 公表日 | 違反法条 | 事案概要 | その他参考事項 |
|---|---|---|---|---|---|
| (株)中井組 | 兵庫県川西市 | R1.11.22 | 労働安全衛生法第14条 労働安全衛生規則第566条 | 足場の組立て等作業主任者に、要求性能墜 落制止用器具(安全帯)の使用状況を監視 させていなかったもの | R1.11.22送検 |
| (有)南沢工務店 | 京都府京都市上京区 | R2.1.17 | 労働安全衛生法第21条 労働安全衛生規則第519条 | 高さ約3mの寺院の屋根上で作業させる際 に、要求性能墜落制止用器具(安全帯)を 使用させていなかったもの | R2.1.17送検 |
| (有)近藤商店 | 京都府福知山市 | R2.3.4 | 労働安全衛生法第20条 労働安全衛生規則第158条 | 誘導者を配置せず、車両系建設機械に接触 する危険が生ずるおそれのある箇所に、労 働者を立ち入らせたもの | R2.3.4送検 |
| (株)エヌエスケイ | 京都府舞鶴市 | R2.3.24 | 労働安全衛生法第100条 労働安全衛生規則第97条 | 4日以上の休業を要する労働災害が発生し た際に、虚偽の労働者死傷病報告書を提出 したもの | R2.3.24送検 |
| (株)ミタニ工業 | 兵庫県丹波市 | R2.10.19 | 労働安全衛生法第100条 労働安全衛生規則第97条 | 4日以上の休業を要する労働災害が発生し た際に、遅滞なく労働者死傷病報告書を提 出しなかったもの | R2.10.19送検 |
| (株)六華開発 | 京都府京都市伏見区 | R3.2.10 | 労働安全衛生法第100条 労働安全衛生規則第97条 | 休業4日以上の労働災害が発生した際に、 虚偽の労働者死傷病報告書を提出したもの | R3.2.10送検 |
| (株)八丸 | 京都府京都市右京区 | R3.3.30 | 労働安全衛生法第100条 労働安全衛生規則第97条 | 休業4日以上の労働災害が発生した際に、 虚偽の労働者死傷病報告書を提出したもの | R3.3.30送検 |
| 大日本パックス京都(株) | 京都府京田辺市 | R3.9.29 | 労働安全衛生法第21条 労働安全衛生規則第524条 | 工場の屋根上で清掃作業を行わせるに当た り、危険防止措置を講じることなく労働者 に作業を行わせたもの | R3.9.29送検 |
| 眞部建設 | 京都市右京区 | R6.2.14 | 労働安全衛生法第21条 労働安全衛生規則第526条 | 木造2階建家屋の屋根上へ安全に昇降する ための設備等を設けることなく労働者に作 業を行わせたもの | R6.2.14送検 |
| 京阪砕石(株) | 大阪市浪速区 | R6.2.15 | 労働安全衛生法第20条 労働安全衛生規則第101条 | 砕砂プラント機械のプーリー、ベルトに覆 い等を設けていなかったもの | R6.2.15送検 |
| (株)清水工業 | 京都市山科区 R | R6.6.12 | 労働安全衛生法第21条 労働安全衛生規則第534条 | 掘削法面で、地山の崩壊等による危険を防 止する措置を講じることなく労働者に作業 を行わせたもの | R6.6.12送検 |
京都府のブラック企業は、特に建設業・製造業に多い傾向があります。
京都府での就職・転職を考えている方は、ご自身が面接を受ける企業の名前が無いか、主要取引先に上記の企業名がないかをチェックしてみてください。
ブラック企業の特徴
実はブラック企業という言葉に明確な定義は存在しません。しかし厚生労働省では、ブラック企業の特徴を以下のように説明しています。
一般的な特徴として、① 労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す、② 賃金不払残業やパワーハラスメントが横行するなど企業全体のコンプライアンス意識が低い、③ このような状況下で労働者に対し過度の選別を行う、などと言われています。
厚生労働省「ブラック企業」ってどんな会社なの? より
先ほど紹介した労働基準法に違反している会社でなくとも、これらの特徴に当てはまる企業はブラックと考えて良いでしょう。
もし京都府での就職・転職を考えている方は、気になる企業 がこういった特徴に当てはまらないかを事前にチェックしておくのがおすすめです。
また、他にも以下のような特徴があれば、一般的にブラック企業と言われています。
- 長時間労働を強制させられる
- 有給を取得できない
- 賃金が低く、やりがい搾取される
- コンプライアンス意識が低い
- 残業代が出ない・サービス残業が多い
- 離職率が高い
- トップダウンのワンマン経営
就職前にブラック企業を見分ける方法
ブラック企業を見分けるには、募集要項。面接時・面接後でそれぞれ見るべきポイントがあります。
募集要項での見分け方
面接前に、募集要項である程度ブラック企業かどうかを見分けられます。
| 募集要項で見分け方 | 詳細 |
|---|---|
| 労働条件が曖昧 | 残業代や休日出勤手当の記載がない |
| 勤務時間や休憩時間が明確でない | |
| 年収ではなく月額給与のみの記載 | |
| 裁量労働制やフレックスタイム制を悪用している可能性がある | |
| 給与条件がおかしい | 高すぎる給与をうたっている |
| 基本給が低く、残業代で稼ぐことを前提としている | |
| 賞与や昇給制度が不明確 | |
| 応募要件が緩すぎる | 学歴や職歴を問わない |
| 誰でも応募できる | |
| 企業情報が少ない | 会社名や所在地が記載されていない |
| 資本金や従業員数が記載されていない | |
| 企業理念や事業内容が不明確 | |
| 誤字脱字が多い | 誤字脱字が多い求人票は、企業の誠意が感じられない |
| 応募者への配慮が欠如している可能性がある | |
| 精神論が多い | 「やる気のある人材」を求めている |
| 「根性があれば大丈夫」 | |
| 「努力すれば誰でも成功できる」 | |
| 固定残業が多い | 固定残業が月45時間定められている |
上記のような記載があるところはブラックな傾向が強いです。エントリー前に見分けられるので、募集要項はしっかりと確認しておきましょう。
面接時の見分け方
面接時に「労働条件が不透明」で「面接のプロフェッショナリズムが欠如している」企業は、ブラック企業といえますね。
具体的には、下記のようなないようがあるかをチェックしましょう。
| 面接時の質問 | 詳細 |
|---|---|
| 労働条件に関する質問 | 残業時間や休日出勤について説明がない、または長時間労働を前提とした発言がある |
| 休暇取得について説明がない | |
| 給与体系について説明がない、または低すぎる給与 | |
| ハラスメントに関する質問 | ハラスメント対策について説明がない |
| ハラスメントがあった場合の対応について説明がない | |
| 企業説明の内容 | 企業理念や事業内容、将来ビジョンが説明されない |
| 具体的な業務内容の説明がない | |
| 面接官の態度 | 高圧的な態度で接する |
| 質問に明確な答えをくれない | |
| 応募者の話を遮る | |
| その他 | 面接場所が汚い |
| 面接官の服装がだらしない | |
| 面接の時間に遅刻する | |
| 内定後に条件が変わる |
一次面接・二時面接・最終面接、フェーズを問わず面接官の態度・質問をチェックしましょう。
面接後の見分け方
面接時までの対応が良くても、面接後の対応が最悪な企業もあります。
| 面接後の見分け方 | 詳細 |
|---|---|
| 従業員のレビューの確認 | 転職会議、OpenWorkなどの職場レビューサイトで詳細を確認する |
| 各レビューサイトに「ブラック企業」等の単語がレビューに含まれているかどうかをチェック | |
| 企業の公式情報と照合 | 各サイトの内容・面接時の内容と、企業の公式ウェブサイトやプレスリリースから情報を得て、面接中の情報と照らし合わせる |
| 既存社員・元社員への聞き込み | LinkedInなどを使い、現在または過去にその企業の職員を探し、労働条件や企業文化について直接尋ねる |
| 労働法違反の履歴の確認 | 当ページでブラック企業リストを確認 |
| 企業が労働関連の訴訟や違反でニュースになっているかをインターネットで調べる | |
| オファー後の変更の有無 | 内定後に不利益な条件変更がされないか |

