【この会社だけはやめとけ】熊本県のブラック企業一覧

【この会社だけはやめとけ】熊本県のブラック企業一覧
  • 転職を考えているけど、ブラックな企業には入りたくないな。
  • 熊本県の危険な企業をあらかじめ知りたい。

就職・転職をするときには、最低限やばい企業は事前に知りたいですよね。そこでこの記事では、厚生労働省から発表されている熊本県のブラック企業とその違反内容などを紹介していきます。

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目次

熊本県のブラック企業一覧

下記は、厚生労働省が発表している「労働基準関係法令違反に係る公表事案(令和5年4月1日~令和6年3月31日公表分)」などより、引用してきた企業一覧です。労働基準法に違反していることから、明らかなブラック企業だと言えます。

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企業・事業場名称所在地公表日違反法条事案概要その他参考事項
(有)山本建設熊本県宇土市R1.11.7労働安全衛生法第20条
労働安全衛生規則第151条の11
傾斜地にダンプトラックを停める際に、ブ
レーキを確実にかける等の逸走防止措置を
講じていなかったもの
R1.11.7送検
(有)イワヒサ工業熊本県八代市R1.12.2労働安全衛生法第21条
労働安全衛生規則第524条
合成繊維製の倉庫屋根上で補修作業を行わ
せる際に、踏み抜き防止措置を講じていな
かったもの
R1.12.2送検
(有)北部運送熊本県熊本市北区R2.3.23労働基準法第32条労働者1名に、36協定で定めた延長時間を
超えて、違法な時間外労働を行わせたもの
R2.3.23送検
松本木材(株)熊本県荒尾市R2.5.22労働安全衛生法第20条
労働安全衛生規則第158条
ホイールローダーに接触するおそれがあっ
たのに、必要な措置を講じないで労働者を
立ち入らせたもの
R2.5.22送検
天草緑化(株)熊本県天草市R2.6.18労働安全衛生法第61条
労働安全衛生法施行令第20条
無資格の労働者にフォークリフトを運転さ
せたもの
R2.6.18送検
(有)岩根建築熊本県菊池市R2.6.19労働安全衛生法第21条
労働安全衛生規則第518条
改築工事現場の高さ約3メートルの位置
で、墜落防止措置を講じることなく労働者
に作業を行わせたもの
R2.6.19送検
阿蘇農業協同組合熊本県阿蘇市R2.8.17労働基準法第32条労働者1名に、36協定で定めた延長時間を
超えて、違法な時間外労働を行わせたもの
R2.8.17送検
宮坂建築熊本県球磨郡山江村R2.8.21労働安全衛生法第21条
労働安全衛生規則第518条
家屋建築現場の高さ3.5メートルの位置
で、墜落防止措置を講じることなく労働者
に作業を行わせたもの
R2.8.21送検
(株)吉村建設熊本県宇城市R2.9.1労働安全衛生法第20条
クレーン等安全規則第74条
移動式クレーンで、つりクランプを用いて
つり上げた荷の下に、労働者を立ち入らせ
たもの
R2.9.1送検
(株)九建総合開発熊本県熊本市北区R2.9.3労働安全衛生法第21条
労働安全衛生規則第151条の70
100kg以上のクレーンのアームを卸す作
業を行わせる際に、作業指揮者が作業の直
接指揮を怠ったもの
R2.9.3送検
(株)朝日創建熊本県熊本市東区R2.9.4労働安全衛生法第100条
労働安全衛生規則第97条
4日以上の休業を要する労働災害につい
て、虚偽の記載をした労働者死傷病報告書
を提出したもの
R2.9.4送検
(株)GoTec熊本県菊池市R3.2.4労働安全衛生法第100条
労働安全衛生規則第97条
4日以上の休業を要する労働災害が発生し
たのに、遅滞なく労働者死傷病報告書を提
出しなかったもの
R3.2.4送検
(株)大晶熊本県合志市R3.2.5労働安全衛生法第21条
労働安全衛生規則第518条
高さ6mで機械に注油作業を行わせるにあ
たり、墜落防止措置を講じていなかったも
R3.2.5送検
昭和タクシー(資)熊本県熊本市南区R3.3.18労働基準法第32条労働者1名に、36協定で定めた延長時間を
超えて、違法な時間外労働を行わせたもの
R3.3.18送検
(株)星山建設工業熊本県熊本市北区R3.3.18労働安全衛生法第21条
労働安全衛生規則第524条
解体作業において、高さ6.0mの箇所で屋
根の踏み抜きによる墜落防止措置を講じて
いなかったもの
R3.3.18送検
(有)秀栄メタル熊本県上益城郡益城町R3.3.18労働安全衛生法第14条
労働安全衛生規則第565条
高さ5.0m以上ある足場の一部を外す作業
において、足場の組立て等作業主任者を選
任していなかったもの
R3.3.18送検
(株)星山建設工業熊本県熊本市北区R3.3.24労働安全衛生法第20条
労働安全衛生規則第151条の11
ダンプトラックを止め、逸走防止措置を講
じずに、運転席から離れたもの
R3.3.24送検
(株)環境熊本県阿蘇市一の宮町R3.3.24労働安全衛生法第20条
労働安全衛生規則第107条
古紙圧縮梱包機械の掃除又は調整を行わせ
るにあたり、機械の運転を停止させなかっ
たもの
R3.3.24送検
(有)中山工業熊本県熊本市南区R3.6.15労働安全衛生法第100条
労働安全衛生規則第97条
4日以上の休業を要する労働災害につい
て、虚偽の記載をした労働者死傷病報告書
を提出したもの
R3.6.15送検
(株)双葉建設熊本県熊本市北区R3.6.15労働安全衛生法第100条
労働安全衛生規則第97条
4日以上の休業を要する労働災害につい
て、虚偽の記載をした労働者死傷病報告書
を提出したもの
R3.6.15送検
長田建設(株)熊本県菊池郡大津町R3.11.8労働安全衛生法第20条
クレーン等安全規則第71条
移動式クレーンを用いて作業を行うに当た
り、クレーンの運転について合図を行う者
を指名して、その者に合図を行わせなかっ
たもの
R3.11.8送検
(有)城下建設熊本県上益城郡益城町R3.11.9労働安全衛生法第100条
労働安全衛生規則第97条
4日以上の休業を要する労働災害が発生し
たのに、遅滞なく労働者死傷病報告書を提
出しなかったもの
R3.11.9送検
牧本技建工業(株)熊本県宇土市R3.11.30労働安全衛生法第21条
労働安全衛生規則第519条
労働者派遣法第45条
派遣労働者に、高さ3.4mの法面通路にお
いて、墜落防止措置を講ずることなく作業
を行わせたもの
R3.11.30送検
マツミヤ工房熊本県東区R3.11.30労働安全衛生法第100条
労働安全衛生規則第97条
労働者に4日以上の休業を要する労働災害
が発生したのに、遅滞なく労働者死傷病報
告書を提出しなかったもの
R3.11.30送検
高三潴瓦工業所(株)熊本県宇城市R3.12.8労働安全衛生法第21条
労働安全衛生規則第519条
高さ3.2mの屋根の軒先において、墜落防
止措置を講ずることなく作業を行わせたも
R3.12.8送検
(有)たしろ屋熊本県熊本市北区R4.2.14最低賃金法第4条労働者14名に、2か月間の定期賃金約500
万円を支払わなかったもの
R4.2.14送検
松木産業(株)熊本県八代市R4.3.3労働安全衛生法第20条
労働安全衛生規則第109条
巻取ロールによる危険防止措置を講じな
かったもの
R4.3.3送検
(株)八代松本林業熊本県八代市R4.3.7労働安全衛生法第21条
労働安全衛生規則第477条
立木の伐倒を行うに際し、伐木作業におけ
る危険防止措置を講じなかったもの
R4.3.7送検
(有)渡辺工務店熊本県宇城市豊野
R5.10.12労働安全衛生法第20条
労働安全衛生規則第171条の6
解体用つかみ機の作業半径内に運転者以外
の労働者を立ち入らせたもの
R5.10.12送検
九州栄孝エキスプレス(株)熊本県熊本市東区R5.12.7労働基準法第32条労働者1名に、36協定の延長時間を超える
違法な時間外労働を行わせたもの
R5.12.7送検
(有)山本建設球磨郡山江村R6.8.20労働安全衛生法第20条
労働安全衛生規則第155条
車両系建設機械(ブレーカ)を用いて作業
を行う際、あらかじめ作業計画を定めてい
なかったもの
R6.8.20送検
参照:厚生労働省労働基準局監督課

熊本県のブラック企業は、特に建設業に多い傾向があります。
熊本県での就職・転職を考えている方は、ご自身が面接を受ける企業の名前が無いか、主要取引先に上記の企業名がないかをチェックしてみてください。

ブラック企業の特徴

実はブラック企業という言葉に明確な定義は存在しません。しかし厚生労働省では、ブラック企業の特徴を以下のように説明しています。

一般的な特徴として、① 労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す、② 賃金不払残業やパワーハラスメントが横行するなど企業全体のコンプライアンス意識が低い、③ このような状況下で労働者に対し過度の選別を行う、などと言われています。

厚生労働省「ブラック企業」ってどんな会社なの? より

先ほど紹介した労働基準法に違反している会社でなくとも、これらの特徴に当てはまる企業はブラックと考えて良いでしょう。
もし熊本県での就職・転職を考えている方は、気になる企業 がこういった特徴に当てはまらないかを事前にチェックしておくのがおすすめです。

また、他にも以下のような特徴があれば、一般的にブラック企業と言われています。

  • 長時間労働を強制させられる
  • 有給を取得できない
  • 賃金が低く、やりがい搾取される
  • コンプライアンス意識が低い
  • 残業代が出ない・サービス残業が多い
  • 離職率が高い
  • トップダウンのワンマン経営

就職前にブラック企業を見分ける方法

ブラック企業を見分けるには、募集要項。面接時・面接後でそれぞれ見るべきポイントがあります。

募集要項での見分け方

面接前に、募集要項である程度ブラック企業かどうかを見分けられます。

募集要項で見分け方詳細
労働条件が曖昧残業代や休日出勤手当の記載がない
勤務時間や休憩時間が明確でない
年収ではなく月額給与のみの記載
裁量労働制やフレックスタイム制を悪用している可能性がある
給与条件がおかしい高すぎる給与をうたっている
基本給が低く、残業代で稼ぐことを前提としている
賞与や昇給制度が不明確
応募要件が緩すぎる学歴や職歴を問わない
誰でも応募できる
企業情報が少ない会社名や所在地が記載されていない
資本金や従業員数が記載されていない
企業理念や事業内容が不明確
誤字脱字が多い誤字脱字が多い求人票は、企業の誠意が感じられない
応募者への配慮が欠如している可能性がある
精神論が多い「やる気のある人材」を求めている
「根性があれば大丈夫」
「努力すれば誰でも成功できる」
固定残業が多い固定残業が月45時間定められている

上記のような記載があるところはブラックな傾向が強いです。エントリー前に見分けられるので、募集要項はしっかりと確認しておきましょう。

面接時の見分け方

面接時に「労働条件が不透明」で「面接のプロフェッショナリズムが欠如している」企業は、ブラック企業といえますね。
具体的には、下記のようなないようがあるかをチェックしましょう。

面接時の質問詳細
労働条件に関する質問残業時間や休日出勤について説明がない、または長時間労働を前提とした発言がある
休暇取得について説明がない
給与体系について説明がない、または低すぎる給与
ハラスメントに関する質問ハラスメント対策について説明がない
ハラスメントがあった場合の対応について説明がない
企業説明の内容企業理念や事業内容、将来ビジョンが説明されない
具体的な業務内容の説明がない
面接官の態度高圧的な態度で接する
質問に明確な答えをくれない
応募者の話を遮る
その他面接場所が汚い
面接官の服装がだらしない
面接の時間に遅刻する
内定後に条件が変わる

一次面接・二時面接・最終面接、フェーズを問わず面接官の態度・質問をチェックしましょう。

面接後の見分け方

面接時までの対応が良くても、面接後の対応が最悪な企業もあります。

面接後の見分け方詳細
従業員のレビューの確認転職会議、OpenWorkなどの職場レビューサイトで詳細を確認する
各レビューサイトに「ブラック企業」等の単語がレビューに含まれているかどうかをチェック
企業の公式情報と照合各サイトの内容・面接時の内容と、企業の公式ウェブサイトやプレスリリースから情報を得て、面接中の情報と照らし合わせる
既存社員・元社員への聞き込みLinkedInなどを使い、現在または過去にその企業の職員を探し、労働条件や企業文化について直接尋ねる
労働法違反の履歴の確認当ページでブラック企業リストを確認
企業が労働関連の訴訟や違反でニュースになっているかをインターネットで調べる
オファー後の変更の有無内定後に不利益な条件変更がされないか

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