- 観光学部に興味があるけど、本当にこのままでいいのかな?
- 2chや知恵袋、掲示板で観光学部はやめとけと言われているけど実態ってどうなの?
そんな悩みを持つ学生に向けて「観光学部はやめたほうがいい」と言われる理由を就活、学校生活、将来のキャリ設計の面から分かりやすく解説していきます。
実際に調査した結果・まとめ
- 観光業界に興味がない
- 特定の専門分野に深く専念したい
- 観光に関する広い視野を持つことに興味がない
また、就活・学校生活・将来性の観点から編集部が評価をすると以下のようになります。
編集部レビュー
こんな人におすすめ
将来的にグローバルな場でも活躍したい
おもてなししてたくさんの人に喜ばれたい
観光を通して世界のことをもっと知りたい
就活のしやすさ
将来性・年収
学校生活
入学難易度
その上で悩んでいる人におすすめなのが、適正診断をした上で各学校を比較することです!
この記事で利用している口コミについて
以下の方法でアンケートを行い実際に集計したデータを利用しています。
- クラウドソーシングサイト
- SNS
※当サイトの口コミを利用した場合は引用記事の明記&リンクを必ず設置してください。
観光学部がやめとけと言われる理由【口コミあり】
2chやyahoo知恵袋、Xや実際に観光学部に通っている大学生への聞き込み調査などを行なった結果、「やめとけ」と言われる理由は以下のようになりました。
- 自由な時間が少ない地獄の日々
- 長時間労働・低賃金でブラック労働が多い
- 学費が高く元を取るのが難しい
観光学部に進学するデメリットは総じて、イメージと現実のギャップに集約されていました。
授業や課題の多さはもちろん、就職してからの年収の低さに悩まされるなど観光業界を取り巻く環境は楽なものではありません。
自由な時間が少ない地獄の日々
観光学部の授業は、歴史・文化・経済・経営など様々な科目を学びます。
これらの科目は専門知識が豊富で、レポートやプレゼンテーションも多く課されます。テスト期間は特に忙しく、課題や試験に追われる日々を送ることになります。
| 学部 | 課題・試験に費やす時間(週) | インターン・サークル活動参加率 |
|---|---|---|
| 観光学部 | 11.2時間 | 62.3% |
| 経済学部 | 10.5時間 | 58.7% |
| 法学部 | 9.8時間 | 55.2% |
加えて、インターンやサークル活動への参加率も高いことが分かりました。
趣味や遊びなどプライベートな時間を犠牲にすることになるため、修行僧のような学生生活を送る覚悟が必要です。
先輩たちの声・口コミ
入学当初はキラキラしたイメージだったけど、現実は想像以上に厳しい。課題やアルバイト、インターンで隙間時間なんて全くない。旅行業界の繁忙期はサービス残業も当たり前。自由な時間は本当に少ないと思って覚悟しておくべき。
大学生活って謳歌するイメージだったのに、気づいたら毎日が戦場。課題に追われ、アルバイトで体力消耗。やっとの思いで迎えた休みも、次の課題の準備で潰れていく。自由な時間は貴重なものとして、計画的に使うのがおすすめ。
休みは少ないし、課題も大変。でも、自分が興味のある分野を学べるのは魅力。空き時間は少ないけれど、その分充実感は大きい。時間の使い方を工夫すれば、充実した学生生活を送れるよ。
長時間労働・低賃金でブラック労働が多い
観光学部を卒業した学生は、学部で学んだ知識を活かせる観光業界やサービス業などに就職することが多いです。
観光業界は繁忙期と閑散期の差が大きく、サービス残業や休日出勤が当たり前というブラック労働が多い傾向があります。
- ホテル: 宿泊客の増加やチェックイン・チェックアウト業務、深夜の対応などにより、長時間労働が発生しやすいです。
- 旅行代理店: 繁忙期には顧客からの問い合わせや予約対応・旅行パンフレットの作成など、大量の業務をこなす必要があり長時間労働になりがちです。
- テーマパーク: イベント開催や休日には来園者数の増加により、長時間労働が発生しやすいです。
卒業後のキャリアは長時間労働による疲労やストレスがついて回ることが、観光学部をやめとけと言われる原因の一つです。
先輩たちの声・口コミ
長時間労働は当たり前。サービス残業も覚悟しておかなきゃ。給料も決して高くないし、昇給も遅い。華やかなイメージとは全く違うブラックな現実があることを知っておくべき。
サービス残業は当たり前、休憩時間も満足に取れない。体力的にキツイし、精神的にも追い詰められる。給与も決して高くないので、生活費を稼ぐために別のアルバイトも掛け持ちするのが一般的。
労働環境は確かに厳しい。長時間労働、低賃金は覚悟しておくべき。でも、やりがいは大きい。自分の力で稼いだお金で旅行に行くこともできる。
学費が高く元を取るのが難しい
進学する大学によって差はありますが、観光学部は他の主要学部と同等に学費が高いです。
| 学部 | 国立大学(年間) | 私立大学(年間) |
|---|---|---|
| 観光学部 | 約43万円〜63万円 | 約100万円〜200万円 |
| 法学部 | 約53万円〜86万円 | 約100万円〜180万円 |
| 医学部 | 約86万円〜110万円 | 約300万円〜600万円 |
| 工学部 | 約53万円〜86万円 | 約120万円〜200万円 |
| 経済学部 | 約53万円〜86万円 | 約100万円〜180万円 |
| 農学部 | 約53万円〜86万円 | 約100万円〜180万円 |
観光学部を卒業した後のキャリアは年収が300万円前後と給与が低いため、学費を返済するまでに長い時間がかかる可能性があります。
しかも在学中は課題やレポートなどで自由な時間が限られるため、アルバイトで奨学金を返済するお金を貯めるのも難しいです。
このように観光学部は学費が高く元を取るのが難しいことも、進学をやめるべきと言われる理由となっています。
先輩たちの声・口コミ
学費が高いわりに、就職活動で有利になるわけではない。旅行業界は人材過剰だし、必ずしも良い条件で就職できるとは限らない。学費に見合う価値があるかどうかは、慎重に検討する必要がある。
高い学費を払ってまで行く価値があるのか、よく考えた方がいい。就職活動で有利になるわけではないし、必ずしも希望通りの仕事に就けるとは限らない。学費ローンを組む場合は、返済計画もしっかり立てておくこと。
学費は確かに高い。でも、自分が本当に学びたいことを学べる環境は貴重。将来の可能性を広げる投資だと思えば、高すぎるというわけではない。奨学金制度なども活用して、上手に費用を抑えよう。
観光学部はきつい?後悔する?編集部が徹底レビュー
| 総合評価:(4/5) | |
|---|---|
| 学校生活 | (3.8/5) |
| 就職しやすさ 就職先の充実度 | (4.2/5) |
| 将来性 年収 | (4/5) |
学校・大学生活
| 学業の学習難易度 | (4/5) |
|---|---|
| 大学生活の充実度 | (3.5/5) |
観光学部は理系ほど高度な専門知識は求められませんが、幅広い分野を学ぶ必要がありスケジュールがハードな学部です。
膨大な量の課題をこなすために深夜まで勉強し、睡眠不足や疲労困憊などが原因で充実したキャンパスライフを送るのは難しいでしょう。
就職しやすさ・就職先
| 就職先の充実度 | (4/5) |
|---|---|
| 就職のしやすさ | (4.5/5) |
就職先
観光学部を卒業した学生の主な職種は以下のようになります。
| 職種 | 職種別年収 (20代) |
|---|---|
| キャビンアテンダント | 約550万 |
| 航空会社スタッフ | 約350万 |
| ブライダルコーディネーター | 約350万 |
| ホテルスタッフ | 約300万 |
| カウンタースタッフ | 約300万 |
| ツアーコンダクター | 約300万 |
| 観光行政職員 | 約300万 |
観光学部だけで専門的な知識やスキルを身につけるのは難しく、就職先は上記のようなサービス業に集中していることが分かりました。
年収の高い職に就くためにも、在学中に資格取得や語学力を磨くなど自分から進んでスキルを身につける必要があります。
- キャリアガーデン
- おもてなしHR
- 求人ボックス
- Merlmal
就職のしやすさ
【令和6年3月時点】
大学生の就職内定率は 86.0%(前年同期を 1.6 ポイント上回)
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000184815_00043.html
実際に各大学が公開している観光学部の就職実績を確認すると以下のような結果になりました。
| 大学名 | 実就職率 |
|---|---|
| 札幌国際大学 | 96% |
| 玉川大学 | 99% |
| 立教大学 | 98% |
| 東海大学 | 98% |
| 明海大学 | 94% |
| 東京都立大学 | 92% |
| 和歌山大学 | 99% |
| 金沢大学 | 99% |
編集部が調査した結果、観光学部の就職率は安定して90%を超えていることが分かりました。
就職先は観光業界やホテルスタッフ・空港スタッフなど学生生活で学んだ内容を活かす業界に進む傾向が多いです。
就職・進学共に安定性が高いことが分かりますね。
将来性・年収
| 年収(就職時点) | |
|---|---|
| 将来性 |
年収
【大学卒業者の平均年収】
- 20~24歳:210.7万円
- 25~29歳:236.7万円
男性
- 20~24歳:212.1万円
- 25~29歳:249.7万円
女性
- 20~24歳:210.2万円
- 25~29歳:230.1万円
出典:https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2023/dl/sokuhou.pdf
上記の統計はあくまで非正規雇用なども含めた平均であり、正社員に絞って賃金の平均を考察すると+50~100万円(年収で250~300万以上)はあるでしょう。
上記の平均年収を考慮した上で、以下の学部別年収を比較するのがおすすめですよ。
| 【20代】学部物年収ランキング | ||
|---|---|---|
| 1位 | 医・歯・薬 | 406万円 |
| 2位 | 情報 | 396万円 |
| 3位 | 経済・経営・商 | 389万円 |
| 4位 | 理・工 | 387万円 |
| 5位 | 法・政治 | 383万円 |
| 6位 | 社会 | 341万円 |
| 7位 | 農・獣医・畜産 | 329万円 |
| 17位 | 観光 | 283万円 |
観光学部の卒業生の平均年収は、他の学部と比較するとかなり目劣りしてしまう結果となりました。
学生生活で学んだ内容を活かせるサービス関連の業種に就職がすることが多いことから、年収を多く得ることは難しいと考えられます。
将来性
30代の学部別年収ランキングを見る
| 【30代】学部物年収ランキング | ||
|---|---|---|
| 1位 | 医・歯・薬 | 506万円 |
| 2位 | 理・工 | 495万円 |
| 3位 | 経済・経営・商 | 480万円 |
| 4位 | 法・政治 | 476万円 |
| 5位 | 情報 | 471万円 |
| 6位 | 農・獣医・畜産 | 423万円 |
| 7位 | 教育 | 416万円 |
| 16位 | 観光 | 340万円 |
30代の平均年収も、他の学部と比較するとかなり目劣りしています。
そのため、観光業界やサービス業によほどのこだわりがない限りは、別の学部への進学を検討するのがおすすめです。
観光学部の魅力・進学するメリット
- グローバルな視野と異文化理解が深まる
- 旅行・観光業界のプロフェッショナルを目指せる
- 地域活性化に貢献できる
観光学部に進学する最大のメリットは、なんといってもグローバルな人材になれる可能性がある点にあります!
観光学部は以下のような幅広い分野を学ぶため、専門的な知識が身につきにくい学部です。
- 歴史
- 文化
- 経済
- 経営
ただし、国際観光論や外国語などの科目を通して国際的な視野を養えるのはもちろん、海外研修や留学の機会も充実しており、実際に海外で観光について学ぶことができます。
そのため、観光やサービス業を通して将来的にグローバルな活躍がしたい人にとってはピッタリの学部と言って間違い無いでしょう!
先輩たちの声・口コミ
旅行業界の知識やスキルを学べるのは大きなメリット。業界人脈も築けるし、将来的に独立することも可能。旅行が好きで、この業界で働きたいという強い意志があれば、進学を検討する価値はあると思う。
接客や語学など、社会で役立つスキルを学べる。幅広い職種に就職できるし、海外での仕事も視野に入る。旅行が好きで、人と接することが好きな人にはおすすめ。
幅広い知識と教養を身につけることができる。自分の興味に合わせて専門分野を学べるし、将来的に多様なキャリアパスを選択できる。旅行が好きで、世界中の人と交流したい人におすすめ。
観光学部に向いている人の特徴
- 人と接することが好きな人
観光業はサービス業であるため、人と接する機会が多くあります。 - 好奇心旺盛な人
それぞれの土地ならではの文化、歴史、自然に興味を持ち、積極的に学ぶ姿勢が必要です。 - 多様な価値観を受け入れられる人
国籍、文化、宗教など、様々なバックグラウンドを理解し尊重できる必要があります。 - 語学力がある人 (または学ぶ意欲がある人)
インバウンド観光客の増加に伴い、英語をはじめとする語学力はますます重要になっています。 - 行動力がある人
フィールドワークやインターンシップなど、実践的な学びに進んで行動できるのが重要です。
観光学部に進学する人は入学する前から観光業界をイメージしている人がほとんどです。
そのため、以下のような人は要注意です!
- 観光業界に興味がない人
- 特定の専門分野に深く専念したい人
- 観光に関する広い視野を持つことに興味がない人
卒業後のキャリアも観光業やサービス業がメインなので、興味がないと間違いなく就活で苦しくなります。
観光学部のおすすめ&やめとくべき学科
学科を決める上で最も大切なのは自分の興味・関心、将来の目標、得意分野などを考慮することです。
これから編集部で紹介する学科は「就職難易度」「給与水準」「将来性」などを元に判断しています。
そのため、参考情報であり、個々の状況や価値観によって最適な学科は異なることをしっかりと認識しておくことが大切です。
| おすすめの学科 | 観光マネジメント学科 観光文化学科 ホスピタリティツーリズム学科 |
|---|---|
| やめとくべき学科 | 観光英語学科 観光ビジネス学科 |
おすすめの学科
観光マネジメント学科
- 観光地の経営戦略を学べる
- マーケティングスキルが身につく
- 就職先の選択肢が広い
観光文化学科
- 観光地の歴史や文化を深く学べる
- 地域活性化に貢献できる
- 学芸員資格取得も目指せる
ホスピタリティツーリズム学科
- ホテル・旅館の運営を学べる
- 接客スキルが向上する
- インバウンド対応に強み
やめとくべき学科
観光英語学科
- 英語力に加え専門知識が必要
- 就職先の選択肢が狭まる
- 語学力を活かせる学部は他にも
観光ビジネス学科
- ビジネススキルに加え専門知識が必要
- 観光業以外への就職は難しい
- 経営学部などでも学べる内容
観光学部を選ぶときのポイント
- 大学によって、カリキュラムや研究内容が異なる
- 大学によっては、特定の分野に特化した学科がある
- 大学によっては、海外留学プログラムが充実している
自分に合った大学や学科を選ぶために、複数の大学を訪問したり、オープンキャンパスに参加したりすることがおすすめです。
大学進学は、人生における大きな決断です。しっかりと情報収集を行い、後悔のない選択をしましょう。
学部の調査概要
有効回答数:282件
調査方法:クラウドソーシングサービス(クラウドワークス・ランサーズ)を用いたアンケート調査
調査期間:2024年4月30日〜2024年8月22日

