- 転職を考えているけど、ブラックな企業には入りたくないな。
- 秋田県の危険な企業をあらかじめ知りたい。
就職・転職をするときには、最低限やばい企業は事前に知りたいですよね。そこでこの記事では、厚生労働省から発表されている秋田県のブラック企業とその違反内容などを紹介していきます。
秋田県のブラック企業一覧
下記は、厚生労働省が発表している「労働基準関係法令違反に係る公表事案(令和5年4月1日~令和6年3月31日公表分)」などより、引用してきた企業一覧です。労働基準法に違反していることから、明らかなブラック企業だと言えます。
| 企業・事業場名称 | 所在地 | 公表日 | 違反法条 | 事案概要 | その他参考事項 |
|---|---|---|---|---|---|
| (有)安井 | 秋田県南秋田郡五城 目町 | R2.9.29 | 労働安全衛生法第20条 労働安全衛生規則第158条 | 駐車場の舗装工事において、ローラーと接 触するおそれのある箇所に労働者を立ち入 らせたもの | R2.9.29送検 |
| (同)オーエムジーワークス | 秋田県秋田市 | R3.2.9 | 最低賃金法第4条 | 労働者1名に、2か月間の定期賃金合計約 34万円を支払わなかったもの | R3.2.9送検 |
| はりま建設(株) | 秋田県仙北郡美郷町 | R4.3.10 | 労働安全衛生法第21条 労働安全衛生規則第519条 | 高さ約4mの場所に手すり等を設けること なく、労働者に作業を行わせていたもの | R4.3.10送検 |
| 東北発電工業(株) | 宮城県仙台市 | R4.5.20 | 労働安全衛生法第31条 労働安全衛生規則第653条 | 高さ約7mの箇所に手すり等を設けること なく、下請負人の労働者に作業を行わせて いたもの | R4.5.20送検 |
| 陳麻家 外旭川店 | 秋田県秋田市 | R5.5.11 | 労働安全衛生法第100条 労働安全衛生規則第97条 | 約1か月間の休業を要する労働災害が発生 したのに、遅滞なく労働者死傷病報告を提 出しなかったもの | R5.5.11送検 |
| (有)菅原工務店 | 秋田県潟上市 | R5.6.6 | 労働安全衛生法第31条 労働安全衛生規則第653条 | 高さ約5メートルの屋根で、囲い等の墜落 防止措置を講じることなく関係請負人の労 働者に作業を行わせたもの | R5.6.6送検 |
| (有)小松板金 | 秋田県潟上市 | R5.6.6 | 労働安全衛生法第21条 労働安全衛生規則第519条 | 高さ約5メートルの屋根で、囲い等の墜落 防止措置を講じることなく労働者に作業を 行わせたもの | R5.6.6送検 |
| (株)トヨハマ | 山形県米沢市 | R5.7.6 | 労働安全衛生法第21条 労働安全衛生規則第519条 | 高さ約7.6メートルの屋根の端で、手すり を設ける等の墜落防止措置を講じることな く労働者に作業を行わせたもの | R5.7.6送検 |
| やまと建設(株) | 秋田県鹿角市 | R6.3.7 | 労働安全衛生法第21条 労働安全衛生規則第519条 | 高さが約2.3メートルの作業床の上で、囲 い等の墜落防止措置を講じることなく労働 者に作業を行わせたもの | R6.3.7送検 |
| (株)慶樹 | 秋田県由利本荘市 | R6.3.15 | 最低賃金法第4条 | 労働者1名に、5か月間の定期賃金合計約 69万円を支払わなかったもの | R6.3.15送検 |
秋田県のブラック企業は、特に建設業に多い傾向があります。
秋田県での就職・転職を考えている方は、ご自身が面接を受ける企業の名前が無いか、主要取引先に上記の企業名がないかをチェックしてみてください。
ブラック企業の特徴
実はブラック企業という言葉に明確な定義は存在しません。しかし厚生労働省では、ブラック企業の特徴を以下のように説明しています。
一般的な特徴として、① 労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す、② 賃金不払残業やパワーハラスメントが横行するなど企業全体のコンプライアンス意識が低い、③ このような状況下で労働者に対し過度の選別を行う、などと言われています。
厚生労働省「ブラック企業」ってどんな会社なの? より
先ほど紹介した労働基準法に違反している会社でなくとも、これらの特徴に当てはまる企業はブラックと考えて良いでしょう。
もし秋田県での就職・転職を考えている方は、気になる企業 がこういった特徴に当てはまらないかを事前にチェックしておくのがおすすめです。
また、他にも以下のような特徴があれば、一般的にブラック企業と言われています。
- 長時間労働を強制させられる
- 有給を取得できない
- 賃金が低く、やりがい搾取される
- コンプライアンス意識が低い
- 残業代が出ない・サービス残業が多い
- 離職率が高い
- トップダウンのワンマン経営
就職前にブラック企業を見分ける方法
ブラック企業を見分けるには、募集要項。面接時・面接後でそれぞれ見るべきポイントがあります。
募集要項での見分け方
面接前に、募集要項である程度ブラック企業かどうかを見分けられます。
| 募集要項で見分け方 | 詳細 |
|---|---|
| 労働条件が曖昧 | 残業代や休日出勤手当の記載がない |
| 勤務時間や休憩時間が明確でない | |
| 年収ではなく月額給与のみの記載 | |
| 裁量労働制やフレックスタイム制を悪用している可能性がある | |
| 給与条件がおかしい | 高すぎる給与をうたっている |
| 基本給が低く、残業代で稼ぐことを前提としている | |
| 賞与や昇給制度が不明確 | |
| 応募要件が緩すぎる | 学歴や職歴を問わない |
| 誰でも応募できる | |
| 企業情報が少ない | 会社名や所在地が記載されていない |
| 資本金や従業員数が記載されていない | |
| 企業理念や事業内容が不明確 | |
| 誤字脱字が多い | 誤字脱字が多い求人票は、企業の誠意が感じられない |
| 応募者への配慮が欠如している可能性がある | |
| 精神論が多い | 「やる気のある人材」を求めている |
| 「根性があれば大丈夫」 | |
| 「努力すれば誰でも成功できる」 | |
| 固定残業が多い | 固定残業が月45時間定められている |
上記のような記載があるところはブラックな傾向が強いです。エントリー前に見分けられるので、募集要項はしっかりと確認しておきましょう。
面接時の見分け方
面接時に「労働条件が不透明」で「面接のプロフェッショナリズムが欠如している」企業は、ブラック企業といえますね。
具体的には、下記のようなないようがあるかをチェックしましょう。
| 面接時の質問 | 詳細 |
|---|---|
| 労働条件に関する質問 | 残業時間や休日出勤について説明がない、または長時間労働を前提とした発言がある |
| 休暇取得について説明がない | |
| 給与体系について説明がない、または低すぎる給与 | |
| ハラスメントに関する質問 | ハラスメント対策について説明がない |
| ハラスメントがあった場合の対応について説明がない | |
| 企業説明の内容 | 企業理念や事業内容、将来ビジョンが説明されない |
| 具体的な業務内容の説明がない | |
| 面接官の態度 | 高圧的な態度で接する |
| 質問に明確な答えをくれない | |
| 応募者の話を遮る | |
| その他 | 面接場所が汚い |
| 面接官の服装がだらしない | |
| 面接の時間に遅刻する | |
| 内定後に条件が変わる |
一次面接・二時面接・最終面接、フェーズを問わず面接官の態度・質問をチェックしましょう。
面接後の見分け方
面接時までの対応が良くても、面接後の対応が最悪な企業もあります。
| 面接後の見分け方 | 詳細 |
|---|---|
| 従業員のレビューの確認 | 転職会議、OpenWorkなどの職場レビューサイトで詳細を確認する |
| 各レビューサイトに「ブラック企業」等の単語がレビューに含まれているかどうかをチェック | |
| 企業の公式情報と照合 | 各サイトの内容・面接時の内容と、企業の公式ウェブサイトやプレスリリースから情報を得て、面接中の情報と照らし合わせる |
| 既存社員・元社員への聞き込み | LinkedInなどを使い、現在または過去にその企業の職員を探し、労働条件や企業文化について直接尋ねる |
| 労働法違反の履歴の確認 | 当ページでブラック企業リストを確認 |
| 企業が労働関連の訴訟や違反でニュースになっているかをインターネットで調べる | |
| オファー後の変更の有無 | 内定後に不利益な条件変更がされないか |

