薬剤師を辞めたい8つの理由|辞めてよかったと感じる人や向いていないの特徴・性格

薬剤師を辞めたい8つの理由|辞めてよかったと感じる人や向いていないの特徴・性格

「毎月業務量が多くて大変・・・」
「上司からもお客さんからも叱責されてつらい・・・」
「土日も対応に追われて休めない・・・」

毎月膨大な業務量を抱え、上司やお客様からの叱責に耐え、土日も休めない日々。本当に大変ですよね。薬剤師として患者さんのために頑張るあなたの姿、心から尊敬します。どうか無理しすぎず、自分を大切にしてください。本記事では、そんなあなたの助けとなるような情報をまとめました。

メンタルや体調に影響が出ている人は・・・

無理に仕事を続けていても身体を壊しかねないため、会社や他人のことよりも、まず自分の健康を最優先に考えましょう。合わない職場で働くのは百害あって一利なしです。「上司に相談しづらい」「会社に近づくと動悸が激しくなる」など既に苦しんでいる人は、その日のうちに退職を決定できる『退職代行サービス』に代わりに連絡してもらうのがおすすめです。

目次

薬剤師を辞めたい8つの理由

薬剤師を辞めたいと感じる主な理由は次の8つです。

薬剤師を辞めたいと感じる理由緊急度の高さ
(今すぐ辞めた方がよい)
過重労働と不規則な勤務★★★★★
対人関係のストレス★★★★★
調剤過誤への恐怖とプレッシャー★★★★☆
常に新しい知識を学び続ける必要性★★★★☆
AIやロボットによる代替可能性★★★☆☆
調剤報酬制度の厳しさ★★★☆☆
薬剤師の専門性の活かしにくさ★★★☆☆
ジェネリック医薬品への切り替え圧力★★☆☆☆

これらの悩みは、決してあなただけのものではありません。多くの薬剤師が同じような悩みを抱え、日々葛藤しています。まずは自身の気持ちを整理するためにも、以降の内容を確認しましょう。自分の気持ちを整理して、なぜ辞めたいのか、何が一番辛いのか、じっくりと自分自身と向き合ってみてください。

過重労働と不規則な勤務

薬剤師の過重労働と不規則な勤務は、慢性的な疲労や睡眠不足による心身の疲弊、生活リズムの乱れ、そして重大な調剤過誤のリスク増加を招き、薬剤師の離職を加速させる大きな要因です。心身に多大な負担がかかるだけでなく、プライベートの時間の確保も難しく、仕事と生活のバランスを保つことが困難になるため、負担が大きすぎる場合には会社への相談や離職といった手段を検討しましょう。

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過重労働と不規則な勤務で薬剤師を辞めた or 辞めたい人の声

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30代男性

毎日終電で帰宅し、休日出勤も当たり前。睡眠不足と疲労で体調を崩し、ついに限界を感じて退職しました。若いうちは体力でカバーできると思っていたけど、30代になるとキツかったですね。家族との時間も取れず、大切なものを失いそうになりました。

20代女性

朝は早く、夜は遅く、土日も関係なく働いていました。プライベートの予定は全てキャンセル。友達との約束もドタキャンばかりで、人間関係にも影響が出ました。体力的にキツかったのはもちろん、精神的にも追い詰められました。

30代女性

ドラッグストアで薬剤師として働いていましたが、人手不足で毎日残業続き。休日出勤も当たり前で、心身ともに疲弊しました。薬剤師の仕事は好きでしたが、プライベートを犠牲にする働き方は続けられませんでした。

過重労働と不規則な勤務のなか、自身の体に鞭を打って働き続けることは結果的に体調を崩すことに繋がります。最悪の場合、長期離脱といったことも考えられるため、過酷な労働環境であると認識している場合には、退職検討のサインです。

対人関係のストレス

薬剤師の仕事における対人関係のストレスは、患者、医師、他の医療スタッフ、そして同僚との複雑な関係性から生じ、精神的な疲弊を招き、離職の大きな要因です。患者からのクレームや無理な要求、医師からのプレッシャー、他の医療スタッフとの連携不足、さらには同僚との人間関係の悩みなど、多岐にわたるストレス要因が薬剤師の心を蝕んでしまうでしょう。

対人関係の悩みは簡単に解決する問題ではないため、解決の糸口が見えずに悩み続ける可能性がある場合には退職の検討が必須です。

対人関係のストレスで薬剤師を辞めた or 辞めたい人の声

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30代女性

上司のパワハラがひどくて、毎日怒鳴られるのが本当に辛かった。ミスをすると人格否定されることもあり、精神的に追い詰められました。チームの雰囲気も悪く、誰にも相談できず、孤独を感じていました。

20代男性

クレーマーのお客様への対応が本当に大変でした。理不尽な要求をされたり、怒鳴られたりすることも日常茶飯事。精神的に疲弊し、体調を崩すこともありました。お客様第一なのは分かりますが、もう少し会社が守ってくれても…と思いました。

20代女性

お客様との接待が本当に苦痛でした。お酒の強要やセクハラまがいの発言もあり、毎回憂鬱でした。会社の売り上げのためとはいえ、自分の尊厳を犠牲にするのは違うと思い、退職を決意しました。

やりがいを感じる仕事であっても対人関係にストレスがあると、自信を苦しめる要因となります。対人関係が問題であれば、同職の他の職場へ転職することも検討材料の一つとして考えられるため、前向きに退職を検討するのもおすすめです。

調剤過誤への恐怖とプレッシャー

薬剤師は、患者さんの健康や生命に関わる重大な責任を負い、常に調剤過誤への恐怖とプレッシャーを感じながら、長時間労働や不規則な勤務、人間関係のストレスなど、過酷な労働環境にさらされています。これらの要因が複合的に作用し、薬剤師の心身に多大な負担をかけるだけでなく、常に緊張を強いられる状況は、精神的な疲弊を招き、モチベーションの低下や燃え尽き症候群を引き起こす可能性もあるでしょう。

さらに、万が一調剤過誤が発生した場合には、法的責任や社会的責任を問われる可能性もあり、その重圧は計り知れません。このような状況下で、薬剤師を辞めたいと感じてしまうことは、決して不思議なことではありません。

恐怖やプレッシャーに関しては、自身で抱え込んで良いことは何一つありません。誰にも相談できない場合は退職を検討するタイミングです。

調剤過誤への恐怖とプレッシャーで薬剤師を辞めた or 辞めたい人の声

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30代女性

毎日、調剤ミスをしていないか不安で仕方ありませんでした。特に、抗がん剤など、強い副作用を持つ薬を扱う時は、手が震えるほど緊張しました。万が一、ミスをして患者さんに何かあったら…と思うと、夜も眠れませんでした。責任の重さに耐えきれず、退職を選びました。

20代男性

調剤室は常にピリピリした雰囲気で、ミスをしたら先輩から厳しく叱責されました。新人だった私は、毎日ミスをしないかビクビクしながら仕事をしていました。ある日、処方箋の読み間違いでヒヤリハットを経験し、薬剤師を続ける自信を失ってしまいました。

40代女性

多剤併用や相互作用に注意が必要な高齢者の処方箋を扱うことが多く、常に緊張を強いられていました。確認作業を徹底しても、見落としがないか不安で、精神的に疲弊していきました。患者さんのためにも、これ以上ミスはできないと思い、退職を決意しました。

薬剤師の仕事はやりがいがありますが、調剤過誤への恐怖とプレッシャーを理由にあなたの心身の健康を犠牲にするべきではありません。限界を感じているのであれば、退職という選択肢を前向きに検討し、新たな道を歩むことをおすすめします。

常に新しい知識を学び続ける必要性

薬剤師は、膨大な量の新しい医薬品や医療技術に関する情報を常に学び続ける必要があり、そのための時間確保や精神的なプレッシャーは大きな負担となります。日々の業務に追われ、学習意欲が低下したり、キャリアパスに不安を感じたりすることもあり、これらの要因が複合的に重なり合って、自身を追い詰めることも珍しくありません。

「常に新しい知識を学び続ける必要性とプレッシャー」に頭を悩ませている場合は、長期休暇をとるなどして気持ちを整理することも大切です。長期休暇を取ってもその悩みから解放されない場合は、別の職種を検討するのもおすすめ。

常に新しい知識を学び続ける必要性で薬剤師を辞めた or 辞めたい人の声

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30代女性

新薬が次々と発売され、新しい作用機序や副作用を覚えるのが大変でした。患者さんから新しい薬について質問されても、すぐに答えられないことが多く、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。常に勉強が必要な状況に疲れてしまい、薬剤師を辞める決断をしました。

20代男性

大学で学んだ知識だけでは不十分で、常に新しい情報を収集し、勉強する必要がありました。学会や研修会に参加する時間も必要で、プライベートの時間が犠牲になることが多かったです。仕事と勉強の両立に疲れてしまい、薬剤師を辞めました。

20代女性

ジェネリック医薬品の知識や、後発品メーカーごとの違いなど、覚えることが多すぎて、常に勉強している状態でした。患者さんからの質問に自信を持って答えられないことが多く、ストレスを感じていました。

薬剤師として常に新しい知識を学び続けることは、大きな負担となり、心身に悪影響を及ぼしているのであれば、退職も一つの選択肢です。あなたの健康と幸せを第一に考え、新たな道を歩むことを検討しても良いでしょう。

AIやロボットによる代替可能性

AIやロボットの台頭による業務の自動化は、薬剤師の仕事の一部を代替する可能性があります。これに伴い、薬剤師の雇用が不安定になる、収入が減少する、といった経済的な不安を抱く方も多いでしょう。

また、AIやロボットが単純作業を代行することで、薬剤師の仕事はより高度な業務にシフトしていくと考えられますが、一方で、薬剤師としての専門性を活かせなくなるのではないか、仕事のやりがいが失われるのではないかという悩みを抱えている人もいます。

将来への不安が、薬剤師を辞めたいという気持ちに繋がっているため、まずは現状に有難みを感じて満足するように努めることが大切です。将来への不安がぬぐい切れない場合は、公務員などへの転職を検討するのもおすすめ。

AIやロボットによる代替可能性で薬剤師を辞めた or 辞めたい人の声

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30代男性

AIによる調剤支援システムや自動錠剤分包機の導入が進み、自分の仕事が奪われるのではないかという不安が常にありました。薬剤師としての専門性が失われ、ただの機械のオペレーターになってしまうのではないかという危機感から、転職を決意しました。

20代女性

AIによる服薬指導やオンライン服薬指導の普及により、患者さんと直接コミュニケーションをとる機会が減りました。薬剤師としてのやりがいを感じられなくなり、AIにはできない、より人間的な温かさを活かせる仕事に就きたいと思いました。

40代男性

AIによる医薬品情報の収集や分析が進み、薬剤師の知識や経験が陳腐化していくと感じました。AIに取って代わられる前に、自分のスキルを活かせる別の分野に挑戦したいと思い、薬剤師を辞めました。

AIやロボットの台頭による将来への不安が、薬剤師を辞めたいという気持ちに繋がっているのであれば、あなたのキャリアプランや人生設計を見直し、新たな可能性を探求するために、退職という選択肢を検討することも一つの方法です。

調剤報酬制度の厳しさ

調剤報酬制度の厳しさは、収入減少ややりがい低下を招き、薬剤師の労働環境を悪化させ、将来への不安を増大させるため、離職の大きな要因となっています。薬剤師の専門性を活かせない業務内容や、過重労働による心身の疲弊も、離職を考えるきっかけとなるでしょう。

調剤報酬制度の厳しさで薬剤師を辞めた or 辞めたい人の声

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30代女性

年々厳しくなる調剤報酬の改定に、将来への不安が募りました。特に、ジェネリック医薬品の推進による薬価の引き下げは、薬局の経営を圧迫し、私たちの給与にも影響しました。ボーナスカットや残業代未払いが続き、生活が苦しくなる中で、モチベーションを維持することが難しくなりました。

40代女性

薬剤師の仕事は、患者さんの健康を支えるというやりがいがありますが、調剤報酬の厳しさから、薬局は経営を維持するために、ジェネリック医薬品への切り替えを強く求められるようになりました。患者さんのためにならないと分かっていても、経営のためにジェネリック医薬品を勧めることに葛藤し、精神的に疲弊しました。

30代女性

調剤報酬の改定により、薬剤師の仕事は、薬の知識や専門性を活かすよりも、事務作業や薬の販売に追われるようになりました。薬剤師としてのやりがいを感じられなくなり、モチベーションが低下。このままではいけないと思い、薬剤師を辞める決断をしました。

調剤報酬制度の厳しさから、収入減少ややりがい低下、労働環境の悪化、将来への不安を感じているのであれば、退職も一つの選択肢です。あなたの才能や能力を活かせる新たな道を、ぜひ探してみてください。

薬剤師の専門性の活かしにくさ

薬剤師の仕事は、調剤や服薬指導など、ルーティン化しやすい業務が多く、専門知識やスキルを十分に活かせないと感じる方も多いでしょう。また、ジェネリック医薬品への切り替え圧力や、対物業務の多さ、チーム医療への参加の難しさなども、薬剤師の専門性を活かしにくい原因です。これらの要因が積み重なり、薬剤師としてのやりがいやモチベーションを低下させ、離職を考えるきっかけとなっている方も多いのではないでしょうか。

薬剤師の専門性を活かすためには、研究施設などでの業務が適しているケースが多いです。現状に悩みを抱えている場合には、ワークライフバランスを良くするためにも職場の変更を検討してみてはいかがでしょうか。

対人関係のストレスで薬剤師を辞めた or 辞めたい人の声

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30代女性

大学で6年間かけて学んだ薬の知識やスキルを活かせると思っていたのに、実際は調剤業務がほとんどで、日々同じことの繰り返しでした。患者さんとのコミュニケーションも少なく、薬剤師としての専門性を活かせている実感を得られませんでした。もっと自分の知識を活かせる仕事がしたいと思い、転職を決意しました。

20代男性

調剤薬局で働いていましたが、ジェネリック医薬品への切り替えを強く勧めなければならず、患者さんのためにならないと分かっていても、経営方針に従わなければなりませんでした。薬剤師としての倫理観と現実のギャップに悩み、自分の専門性を活かせる職場を求めて転職しました。

40代女性

病院薬剤師として働いていましたが、医師の指示通りに調剤するだけで、自分の意見を反映させる機会がほとんどありませんでした。チーム医療の一員として貢献したいという思いがありましたが、薬剤師の専門性が尊重されない環境に不満を感じ、転職を決意しました。

専門性を活かせないと感じ、薬剤師としてのやりがいやモチベーションが低下しているのであれば、あなたの能力や情熱を活かせる新たな道を模索するために、退職という選択肢も視野に入れてみてください。

ジェネリック医薬品への切り替え圧力

ジェネリック医薬品への切り替え圧力は、薬剤師の倫理観や患者との信頼関係に関わる問題であるため、重大な悩みとして抱えている方も多いでしょう。患者本位の医療との葛藤や、信頼関係の崩壊、倫理観とのジレンマ、専門性の否定など、様々な葛藤を引き起こし、薬剤師の精神的な負担を増大させる要因となります。

ジェネリック医薬品への切り替え圧力は、一社員が解決できる問題ではありません。自身で何とかしようとしてさらにパンクしてしまう可能性があるのなら、この業界から退くことも大切な決断です。

対人関係のストレスで薬剤師を辞めた or 辞めたい人の声

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30代女性

患者さんのことを第一に考え、最適な薬を提案したいのに、ジェネリック医薬品への切り替えを強く求められることに葛藤がありました。特に、長年同じ薬を服用している高齢の患者さんに切り替えを促すのは心苦しく、信頼関係を損なうこともありました。薬剤師としての倫理観と会社の利益追求の板挟みになり、精神的に疲弊してしまいました。

20代男性

ジェネリック医薬品への切り替えを断る患者さんに対して、何度も説明し説得するよう上司から指示されました。しかし、患者さんの中にはジェネリック医薬品に不信感を持つ方も多く、納得してもらえないことがほとんどでした。患者さんと向き合うたびに罪悪感を覚え、精神的な負担が大きくなり、退職を選びました。

40代女性

ジェネリック医薬品への切り替え率が薬局の評価に直結するため、ノルマのような形で課せられていました。患者さんのためではなく、薬局の利益のために薬を提案しているようで、薬剤師としての誇りが持てなくなりました。

過重労働と不規則な勤務のなか、自身の体に鞭を打って働き続けることは結果的に体調を崩すことに繋がります。最悪の場合長期離脱といったことも考えられるため、過酷な労働環境の場合は早めに辞めることを強くおすすめします。

「薬剤師を辞めてよかった」と感じている人の声

以上のように、薬剤師を辞めたい理由は人によってさまざまです。では、つらかった薬剤師を実際に辞めて「よかった」と感じている人や「辞めて幸せになった」と実感している人はどのくらいいるのでしょうか。薬剤師から離れ、現在は別の仕事に就いている人の声を紹介します。

「薬剤師を辞めてよかった」と感じている人の声

薬剤師として病院勤務をしていたが、患者さんと直接関わる機会が少なく、物足りなさを感じていました。そこで、医療機器メーカーの営業に転職。薬の知識を活かして医師や看護師に製品を説明し、患者さんの治療に貢献できていると実感できることが嬉しいです。(30代女性)

「薬剤師を辞めてよかった」と感じている人の声

「 調剤薬局で働いていたが、毎日同じことの繰り返しで、成長を感じられませんでした。MRに転職し、様々な医療機関を訪問することで、新しい知識や情報に触れる機会が増え、日々成長を実感しています。」(20代男性)

「 大学卒業後、薬剤師として働きましたが、残業が多く、プライベートの時間が取れないことに不満がありました。そこで、化粧品メーカーの営業に転職。自分のペースで仕事ができ、プライベートも充実しています。」(20代女性)

「薬剤師として病院勤務をしていたが、人間関係に悩んでいました。そこで、医療系人材紹介会社の営業に転職。薬剤師の経験を活かして、求職者と企業のマッチングをサポートしています。人の役に立てていると実感できることが嬉しいです。」(30代男性)

単調な作業や残業によるプライベートを確保できないといった不満を抱えている人たちは、薬剤師を辞めたことによって次のステップへ進めているようです。人生の幸福度を高めるためにも、「辞める」という選択肢は重要なポイントになるでしょう。

「薬剤師を辞めない方がよかった」と感じている人の声

一方で、薬剤師を「辞めない方がよかった」と感じている人もゼロではないようです。辞めたことを後悔している人の声を紹介します。

「薬剤師を辞めない方がよかった」と感じている人の声

薬剤師を辞めて、カフェを開業しましたが、経営は厳しく、収入も安定しません。薬剤師時代の安定した収入と、専門知識を活かせる仕事が恋しいです。資格があれば、子育てしながらでもパートで働けたのに、あの時、安易に辞めるべきではなかったと後悔しています。(30代女性)

他の「薬剤師を辞めない方がよかった」と感じている人の声

「子育てと両立できると思って薬剤師を辞めましたが、結局パートや派遣で働くことになり、収入が激減。専門知識を生かせず、やりがいも感じられない仕事ばかりで後悔しています。(40代女性)」

「結婚を機に退職しましたが、いざ子育てが落ち着いて再就職しようとすると、ブランクがネックになり、なかなか希望の条件で働けませんでした。薬剤師免許は強い武器になるので、辞める前に慎重に考えた方がよかったです。(30代女性) 」

「調剤薬局の激務に疲れ果て、未経験のIT業界に転職。しかし、専門知識の習得に苦労し、給与も激減。薬剤師の安定した収入と専門性を捨てたことを後悔しています。(30代男性)」

薬剤師を辞めた先輩たちは、安定した収入や専門性を活かせるキャリア、患者への貢献といった、薬剤師ならではのやりがいを捨ててしまったことを後悔しているようです。

薬剤師に向いていない人の特徴・性格

前項の辞めて後悔してしまった人の口コミから、安定した収入や専門性を活かせる仕事を求め、キャリアアップを目指したい人には向いている仕事であるといえます。一方で、薬剤師に向いていない人の主な特徴・性格は次の8つです。

薬剤師に向いていない人の8つの特徴・性格
  • 責任感が足りない
  • 勉強嫌い
  • 細かい作業が苦手
  • コミュニケーション能力が低い
  • 臨機応変な対応が苦手
  • ストレスに弱い
  • チームワークを重視できない
  • 研究者としての資質がない(研究開発職の場合)

きつくても耐えられるような「薬剤師を続ける明確な理由」がある人ばかりではないため、「経験として就いたが、自分には合わなかった」と感じるのであれば、それは薬剤師が向いていなかったからでしょう。単に向き不向きの問題であって、薬剤師ができなくても他の仕事なら輝ける人は大勢いることは念頭に置いておくことが大切です。

薬剤師を辞めたいときの対処方法

薬剤師を辞めたい人は、精神状態や身体的な辛さなどに応じて以下3つの選択肢から対処方法を考えましょう。

今すぐ楽に薬剤師を辞めたい人は『退職代行』に相談

『退職代行』とは、本人の代わりに会社に連絡し、退職の手続きを代行してくれるサービスです。退職代行サービスの最大のメリットは、なんといっても「自分は何もしなくても会社を辞められる」ことです。上司や先輩との摩擦も、引き止めや退職を先延ばしにされるといったことも起きません。早ければ、依頼した日に退職が決定することもあります。

弁護士監修の元、『労働環境改善組合』と提携して会社と交渉するなど万全の体制が敷かれているため、「損害賠償を求められたらどうしよう・・・」と法的な心配をする必要はありません。『退職成功率100%』の実績を持つサービスに相談すれば、さらに安心して退職できるでしょう。さらに、店舗まで行けば、目の前で退職を確定させてくれるサービスまで登場しています。

『退職代行サービス』に相談してから退職するまでの流れ
  1. LINEやメール・電話で無料相談する
  2. 打ち合わせ
  3. 契約・支払い
  4. 会社に連絡してもらう
  5. 退職の手続きを完了する

悩んだら、まずはLINEやメールなどお好みの方法で相談しましょう。打ち合わせの形式はオンラインかオフライン(来店)いずれか相談しやすい方法を選択できます。退職理由については、代行業者も理解しているため誤魔化す必要はありません。素直に状況を話して大丈夫です。

退職に向けた流れを双方で固めたら、事業者が代わりに会社に連絡してくれるため、費用を支払ったら本人がやることはありません。退職が決定したら、事業者の案内に従って諸所の手続きなどを進めましょう。

『退職代行サービス』に相談するのがおすすめの薬剤師
  • 長時間労働や過酷な労働環境で心身ともに疲弊している人
  • 上司や同僚との人間関係が悪化し、円満な退職が難しい人
  • 法的なトラブルを回避したい

薬剤師の退職は心身的な負担が大きく、複雑な問題です。長時間労働や人間関係の悪化、円満な退職の難しさ、法的な不安などでお困りの場合は、退職代行サービスの利用を検討してみてはいかがでしょうか。専門家が 悩みを解決し、 安心して退職できるようサポートします。

ただし、「簡単に辞められる」ことは人によってデメリットにもなります。「仕事が少し嫌だな」と感じた程度の理由で、安価で手軽だからと退職代行を使い続けることがおすすめしません。

会社に味方がいない。「辞める」と伝えることで上司や先輩にもっと怒られてしまうかも知れないなど、周りに頼れる人がいないとき中立の立場で相談に乗ってくれるのが『退職代行』です。楽に辞められる反面、退職理由のハードルが下がり続けてしまうリスクもあるため、緊急度に応じて検討しましょう。

言いやすい・相談しやすい上司や先輩がいる場合は『円満退社』で辞める

今の仕事がどんなに辛くても、可能であれば『円満退社』で辞めることが望ましいです。円満退社とは、双方(従業員と会社)が納得した状態で労働契約を解除することです。人間関係や問題を清算して次に進むことで、辛い経験も糧にできますし、何より困難にも立ち向かう耐性がつきます。後に良好な形で仕事の付き合いが発生する可能性もあります。

薬剤師は退職率の高い職種ですが、円満退社には早めに意思表示し、業務を丁寧に引き継ぐことが重要です。転職市場は活発なので、キャリアプランを考え、自分に合った職場を見つけましょう。

とはいえ、このページをご覧の人は、人間関係や職場環境の問題から「円満退社できない状況に追い込まれている」ことがほとんどだと思いますので、基本的には退職代行か後述の転職エージェントを頼ることが解決策になるでしょう。

『円満退社』で辞めるまでの流れ
  1. 退職の意思表示を伝える
  2. 退職日が決定する
  3. 退職届を作成して提出する
  4. 業務を引き継ぎする
  5. 社内や取引先に退職の挨拶をする

薬剤師が円満退社するには、早めの意思表明、丁寧な引継ぎ、感謝の気持ちの伝達、法令遵守など、様々な点に注意が必要です。計画的に準備を進め、前向きな気持ちで行動することで、次のキャリアへスムーズに移行できます。

『円満退社』で辞めるのがおすすめの薬剤師
  • 次のキャリアプランが明確な人
  • 業務に支障が出ない程度に余裕のある人
  • 人間関係良好で円滑なコミュニケーションが取れている人

円満退社で辞めることがおすすめなのは、あくまで味方になってくれそうな上司や先輩がいる場合です。四面楚歌の状況では相当な勇気がいりますので、それによってさらにメンタルを追い込むのは避けたいでしょう。

円満退社を考える余裕がない人は、無理をせず退職代行か転職エージェントに相談しましょう。その結果、まだ今の仕事を頑張れると考え直す人もいます。自分の心に素直に従うことをおすすめします。(同じ)

薬剤師は辞めずに他の選択肢を考えたい人は『転職エージェント』に相談

すぐに結論は出したくないが、仕事が辛くていずれ辞めたいと考えている人は『転職エージェント』に相談するのも手です。転職エージェントは、キャリアコンサルタントと呼ばれる専門スタッフが、転職希望者のキャリアプランや希望条件などをヒアリングし、それに合致した転職活動のアドバイスをしてくれます。

また転職エージェントでは、非公開求人情報も含めた幅広い求人情報を持っているため、希望に合致した求人に巡り合える可能性が高くなります。すぐに退職や転職を決める必要はないため、登録だけしておいて網を張っておくのも賢い選択といえます。

薬剤師は、製薬会社、化粧品会社、医療情報系企業、公務員、治験コーディネーターなど、様々な職種へ転職することが可能です。それぞれ仕事内容や求められる能力が異なるため、自分の興味やキャリアプランに合った職種を選ぶことが重要です。転職エージェントなどを活用して情報収集を進め、自分に合った転職先を見つけましょう。

『転職エージェント』に相談してから転職するまでの流れ
  1. 転職エージェントに登録
  2. キャリアコンサルタントとの面談
  3. 求人の紹介
  4. 応募・面接
  5. 内定・入社

ひとつのエージェントだけに頼るのではなく、複数のエージェントに登録することをおすすめします。また多くの転職エージェントは、成功報酬型を採用しています。成功報酬の金額はエージェントによって異なるため事前に確認しておくことが大切です。

『転職エージェント』に相談するのがおすすめの薬剤師
  • 転職活動に不安がある人
  • 希望に合う求人を見つけられない人
  • 短期間で転職したい人

「転職活動に不安がある」「希望の求人を見つけられない」「短期間で転職したい」「より良い条件で転職したい」そんな薬剤師は、転職エージェントの利用がおすすめです。豊富な求人情報、面接対策サポート、キャリアコンサルティングなど、幅広いサポートで、あなたに合った転職を成功に導きます。非公開求人への応募も可能なので、希望通りの転職を叶えやすくなります。薬剤師の転職を効率的に、そして成功に導きたいなら、ぜひ転職エージェントを活用しましょう。

転職活動は、あくまでも自分自身で行うものです。担当者に全てを任せてしまうのではなく、主体的に情報収集や活動を行うようにしましょう。

薬剤師を辞めた後のキャリアプランやおすすめの転職先

では、薬剤師を辞めた後、次にどのような職種を選択すればよいのでしょうか? 薬剤師を辞めた後におすすめの転職先となる5つの選択肢を紹介します。

おすすめの
転職先
おすすめの理由
治験コーディネーター(CRC)医療知識を活かせる、やりがいのある仕事。薬剤師免許は必須ではないが、有利に働く。
医療事務医療現場に関わりながら、比較的落ち着いた環境で働ける。薬剤師免許は必須ではない。
ドラッグストア店員薬剤師の知識を活かせる。比較的短時間でスキルアップが見込める。
製薬メーカーのMR薬剤師の知識を活かせる。高収入が期待できる。
介護事務高齢化社会で需要が高まっている。比較的短時間でスキルアップが見込める。

これらの転職先はいずれも、薬剤師の知識や経験を活かせるだけでなく、心身ともに負担が少ない環境で働けるという共通点があります。つらい経験を乗り越え、新しいキャリアをスタートしたい方におすすめです。

大卒の3年以内の離職率

厚生労働省が発表している「新規学卒就職者の離職状況」によると、令和2年卒の大卒3年以内の離職率は32.3%となっています。これは、2019年(平成29年)3月卒の32.8%から微減していますが、依然として高い水準です。

経験年数離職率
新卒1年目10.6%
新卒2年目11.3%
新卒3年目10.4%
3年以内に辞める人の割合(合計)32.3%
※令和2年度の割合

出典:厚生労働省(学歴別就職後3年以内離職率の推移)
※令和2年度の割合

大卒3年以内の離職率が高い理由は、複合的な要因が考えられます。長時間労働や休暇取得の難しさなど、ワークライフバランスの課題も離職の大きな要因でしょう。さらに『配属ガチャ』など、希望した配属先ではなかったために早期退職する人も少なくありません。

さらに、価値観だけではなく働き方も多様化する現在では、副業やダブルワークで働く人も増えています。必ずしも、大卒で正社員を続けることが自身にとって最良の選択ではなくなってきているということです。

大卒で3年以内に薬剤師を辞めた or 辞めたい人の声

「大学で薬学を専攻しましたが、実際に薬剤師として働いてみると、想像以上に残業が多く、調剤ミスへのプレッシャーも大きかった。給料は良かったのですが、心身ともに疲弊し、3年目で転職を決意しました。(20代女性)」

「薬剤師として病院に就職しましたが、人間関係がうまくいかず、先輩からの指導も厳しく、精神的に追い詰められてしまいました。薬剤師としてのやりがいを感じる前に、1年で退職しました。(20代男性)」

「ドラッグストアで働いていましたが、接客が苦手で、クレーム対応に苦労しました。また、覚えることが多く、常に勉強が必要な環境に疲れてしまい、1年半で退職しました。(20代男性)」

まとめ

薬剤師の離職原因は、過重労働、人間関係、調剤過誤のプレッシャーなど多岐に渡ります。AIの台頭や調剤報酬制度の厳しさも将来への不安を煽り、専門性を活かせない現状に不満を抱く薬剤師もいます。しかし、転職や退職代行など、状況に応じた解決策を選ぶことで、より良いキャリアを築くことができます。

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