- 薬学部に興味があるけど、本当にこのままでいいのかな?
- 2chや知恵袋、掲示板で薬学部はやめとけと言われているけど実態ってどうなの?
そんな悩みを持つ学生に向けて「薬学部はやめたほうがいい」と言われる理由を就活、学校生活、将来のキャリア設計の面から分かりやすく解説していきます。
実際に調査した結果・まとめ
- 理系科目が得意という理由
- 年収が高そうというイメージを持つ人
- コミュニケーションが苦手な人
- 継続することが苦手な人
また、就活・学校生活・将来性の観点から編集部が評価をすると以下のようになります。
編集部レビュー
こんな人におすすめ
社会の役に立ちたい
多くの人を救いたい
生涯を通して役にたつことを学びたい
就活のしやすさ
将来性・年収
学校生活
入学難易度
その上で悩んでいる人におすすめなのが、適正診断をした上で各学校を比較することです!
この記事で利用している口コミについて
以下の方法でアンケートを行い実際に集計したデータを利用しています。
- クラウドソーシングサイト
- SNS
※当サイトの口コミを利用した場合は引用記事の明記&リンクを必ず設置してください。
薬学部がやめとけと言われる理由【口コミあり】
2chやyahoo知恵袋、Xや実際に薬学部に通っている大学生への聞き込み調査などを行なった結果、「やめとけ」と言われる理由は以下のようになりました。
- 勉強がつらすぎて後悔
- 自由な時間が少ない
- 高い学費と金銭的負担
- 勝ち組になれずオワコンと言われる就職市場
薬学部に進学するデメリットは総じて、学生生活での金銭的や自由に関する制限に関して集約されていました。
薬学部では、勉強がハードな上に高い授業料を払い、周囲からの期待ある上に自由な時間も少なくプレッシャーも大きいものとなっています。
勉強がつらすぎて後悔
薬学部の勉強は非常に難易度が高いため多くの学生がついていけない学生も多く、薬学部は6年制になったことで授業の内容や量が増え、勉強時間も長くなりました。
- 薬理学
- 薬剤学
- 薬物動態学
- 医療薬学
- 衛生化学
化学や生物学の知識が必要で、覚えることが多く興味がない授業に苦労しています。
さらに国家試験対策のための勉強も必要で、休む暇がないほど追い込まれる学生もいます。
先輩たちの声・口コミ
薬学部では化学ばかりでなく、物理や数学も深く学びます。特に物理には全然興味がなく、授業についていくのが非常につらかったです。でも、なんとかゴールを見据えて頑張ろうと自分に言い聞かせています。
興味のない科目でも成績を取らなければならないのが薬学部の厳しいところです。でも、勉強していくうちに少し面白みを感じることもありました。仲間と一緒に勉強することで、少しずつ乗り越えられます。
自由な時間が少ない
薬学のカリキュラムは非常に厳格で実習や試験が多くあるため、時間も大きな負担となります。
そのため、アルバイトやクラブ活動、友人との時間を確保するのが難しく、勉学以外の充実した学生生活を送りにくく地獄とと感じる学生も中にはいます。
- 週5日の講義
朝から夕方まで。 - 実習
化学や生物学の実験、病院での実習が頻繁にあります。 - 試験
各科目に対する定期的な試験。
充実した学生生活を送るためには、効率的な学習計画と時間管理が不可欠です。
先輩たちの声・口コミ
薬学部に入ってから自由な時間はほとんどありません。毎日の授業と実習、その上試験勉強で一日のほとんどが埋まってしまいます。友達と出かける時間も取れず、リラックスする時間が少ないのが一番つらいです。
週5日の講義と実習の合間にアルバイトをするのは至難の業です。奨学金も利用していますが、それでもやはり生活費を稼ぐために時間をやりくりするのが大変です。特に試験期間中は本当に地獄のような状況です。
高い学費と金銭的負担
薬学部の学費は他の一般的な学部と比べて非常に高額です。
この経済的負担が大きなハードルとなります。学費以外にも、実験器具や教材費がかかるため総合的な費用が高くなります。
医学部や歯学部に続いて薬学部は学費が高く、文系学部より初年度だけでも100万円前後は異なる金額となっています。
引用元:わらしべ瓦版
- 医学部:733万
- 歯学部:549万
- 薬学部:215万
- 経済学部:127万
- 法学部:125万
- 理学部:160万
進学する際はしっかりとその後のキャリアを見据えるようにしましょう。選択肢としては文系学部などに比べるとかなり絞られるので目標が明確でないと無駄な学生生活を送ってしまいかねません。
先輩たちの声・口コミ
もともと経済的に余裕がない家庭なので、学費や生活費をどう工面するかいつも頭を悩ませています。学費の高さは薬学部を選ぶ際の大きなハードルでしたが、どうしてもやりたかったので奨学金を利用しました。
薬学部の学費は本当に高額で、奨学金を借りても生活が厳しいです。アルバイトはするものの、勉強と両立させるのがかなり大変でした。特に実習費用が加わると、経済的なプレッシャーも増します。
勝ち組になれずオワコンと言われる就職市場
薬学部を卒業した後の就職市場について、「オワコン」という否定的な意見も少なからず存在します。特に薬剤師としての需要が低下しつつある現状がその一因です。
現在、日本では薬学部の定員増加に伴い、薬剤師の数が過剰となっている傾向があります。この結果、就職先の確保が難しくなる場合があります。
- 病院薬剤師:医療機関での勤務。
- 調剤薬局:地域密着型の薬局。
- 製薬企業:開発職や品質管理職。
- 行政職:厚生労働省や地方自治体。
薬剤師の需要が減少している背景には、以下の要因があります:
- オンライン薬局の普及:対面での薬剤師サポートが減少。
- 自動化技術の進展:調剤ロボットの活用が増える。
先輩たちの声・口コミ
薬剤師の需要減とか、AIに仕事奪われるとか、不安になる話も聞くけど、私は薬剤師の仕事に未来を感じてる! これからは、患者さんの服薬指導や健康サポートなど、薬剤師の活躍の場はますます広がっていくと思う。
薬剤師の仕事は、患者さんの人生に寄り添える仕事。 薬の専門家として、患者さんの健康を支え、人生を豊かにできるって、すごく素敵なことだと思う! 責任重大な仕事だけど、やりがいも大きい。
薬学部はきつい?後悔する?編集部が徹底レビュー
| 総合評価:(4.8/5) | |
|---|---|
| 学校生活 | |
| 就職しやすさ 就職先の充実度 | |
| 将来性 年収 | |
学校・大学生活
| 学業の学習難易度 | (5/5) |
|---|---|
| 大学生活の充実度 | (4/5) |
薬学部では日々の勉強量も多いため他学部と比べて留年率が高くなる傾向がありますが、薬学部は学生数が少ないため勉強を教え合ったりする仲間ができやすい環境でもあります。
就職した際にも使用する知識を多く身につけることができるので、社会に出てから学んだ知識の応用できる場面が多く出てくるという口コミもありました。
就職しやすさ・就職先
| 就職先の充実度 | (5/5) |
|---|---|
| 就職のしやすさ | (5/5) |
就職先
薬学部を卒業した学生の主な職種は以下のようになります。
| 職種 | 職種別年収 (20代) |
|---|---|
| 研究職 | 450万 |
| MR(医薬情報担当者) | 450万 |
| 品質管理・品質保証 | 400万 |
| 薬剤師 | 400万 |
| 公務員 | 350万 |
薬学部の就職先は所属する企業や組織によって年収がかなり異なります。同じ薬剤師であってもドラッグストアや調剤薬局、地方自治体など幅広くあります。
どのフィールドで活躍したいのかに関して事前に調べておくのがよいでしょう。
- インディード
- キャリアチケット
- ホワイトアカデミー
- TECH OFFER
就職のしやすさ
【令和6年3月時点】
大学生の就職内定率は 86.0%(前年同期を 1.6 ポイント上回)
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000184815_00043.html
実際に各大学が公開している工学部の就職実績を確認すると以下のような結果になりました。
| 大学名 | 実就職率 |
|---|---|
| 京都薬科大学 | 99% |
| 東京薬科大学 | 98% |
| 名城大学 | 98% |
| 明治薬科大学 | 97% |
| 摂南大学 | 97% |
| 富山大学 | 95% |
| 東京理科大学 | 94% |
| 慶應義塾大学 | 93% |
| 昭和大学 | 93% |
| 立命館大学 | 93% |
| 京都大学 | 92% |
| 近畿大学 | 91% |
多くの大学で薬学部の学生の就職率は90%を超える結果となっていました。
大学院に進む判断をする学生もいますが、ほとんどの学生は就職を決断し薬剤師や研究職を進路に選びます。
将来性・年収
| 年収(就職時点) | |
|---|---|
| 将来性 |
年収
【大学卒業者の平均年収】
- 20~24歳:210.7万円
- 25~29歳:236.7万円
男性
- 20~24歳:212.1万円
- 25~29歳:249.7万円
女性
- 20~24歳:210.2万円
- 25~29歳:230.1万円
出典:https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2023/dl/sokuhou.pdf
上記の統計はあくまで非正規雇用なども含めた平均であり、正社員に絞って賃金の平均を考察すると+50~100万円(年収で250~300万以上)はあるでしょう。
上記の平均年収を考慮した上で、以下の学部別年収を比較するのがおすすめですよ。
| 【20代】学部物年収ランキング | ||
|---|---|---|
| 1位 | 医・歯・薬 | 406万円 |
| 2位 | 情報 | 396万円 |
| 3位 | 経済・経営・商 | 389万円 |
| 4位 | 理・工 | 387万円 |
| 5位 | 法・政治 | 383万円 |
| 6位 | 社会 | 341万円 |
| 7位 | 農・獣医・畜産 | 332万円 |
| 18位 | 心理 | 275万円 |
薬学部の学生は他の学部の学生に比べても年収が高く、学生時代の苦労が報われる結果となっています。
20代の年収では唯一400万台となっており、専門性の高さからさらなる年収アップも期待できます。
将来性
30代の学部別年収ランキングを見る
| 【30代】学部物年収ランキング | ||
|---|---|---|
| 1位 | 医・歯・薬 | 506万円 |
| 2位 | 理・工 | 495万円 |
| 3位 | 経済・経営・商 | 480万円 |
| 4位 | 法・政治 | 476万円 |
| 5位 | 情報 | 471万円 |
| 6位 | 社会 | 341万円 |
| 7位 | 農・獣医・畜産 | 332万円 |
| 18位 | 心理 | 275万円 |
30代においても薬学部は他の学部に比べて年収は高い結果となり、世間的には勝ち組に分類されそうですね。
薬という分野において将来もなくならない業界なので、その分野に精通していることは一生の強みになる可能性があります。
薬学部の魅力・進学するメリット
- 社会貢献性の高い仕事に就ける
- 生涯求められるスキルを身につけることができる
- 国家資格取得による安定した将来設計が可能
- 研究や開発など、将来の選択肢が幅広い
薬学部に進学するメリットとしては、学ぶ学問やなれる職業も明確になっていることです。
社会からも必要とされており何になれるのかという疑問を持たず、キャリアのイメージがしやすい学部になっている点は文系学部などとは異なる点となっています。
先輩たちの声・口コミ
病院実習では、医療従事者間のコミュニケーションにより情報を共有することの重要性を知りました。服薬指導では、はじめに情報収集を行い患者さんに応じた分かりやすい説明を行うこと、コミュニケーションでは、患者さんに興味を持って接することが大切だと学びました。
薬剤師として病院と薬局との役割・業務の違いや患者さんとのコミュニケーションを通しての学びや気づきといったものを多く体験・学修させて頂くことができ、毎日が新鮮で深く濃厚な時間を過ごすことができたと確信しています。
薬学部に向いている人の特徴
- 探究心旺盛な人
「なぜ?」「どうして?」と、疑問を持ち続け、探求していくことが得意な人は、薬学の世界に夢中になれるでしょう。 - 人の役に立ちたい
患者さんと直接接する機会も多く、人の役に立ちたい、社会貢献したいと考えている人に適しています。 - 注意力と責任感がある人
薬の副作用や相互作用をしっかりと理解し、適切に対処するために常に学び続ける姿勢がある人におすすめ。 - コミュニケーション能力が高い人
患者さんの不安な気持ちに寄り添い、分かりやすく説明する高いコミュニケーション能力が必要です。 - 継続力がある人
途中で諦めずに、コツコツと努力を継続できる人は、薬学部を卒業し、薬剤師になることができるでしょう。
薬剤師になりたい、研究職に就きたいと明確な目標がある方には薬学部はおすすめです。
その一方で、以下のような理由を持っている人はやめておくべきかもしれません。
- 理系科目が得意だから
- 就職に有利そう
- 年収が高い
多くの大学が6年制となっているため、固い決意が必要です。今後のキャリアにも関わる話になるので正しく分析が必要となります。
薬学部のおすすめ&やめとくべき学科
学科を決める上で最も大切なのは自分の興味・関心、将来の目標、得意分野などを考慮することです。
これから編集部で紹介する学科は「就職難易度」「給与水準」「将来性」などを元に判断しています。
そのため、参考情報であり、個々の状況や価値観によって最適な学科は異なることをしっかりと認識しておくことが大切です。
| おすすめの学科 | 臨床薬学科 創薬科学科 病院薬学科 |
|---|---|
| やめとくべき学科 | 一般薬学科 漢方薬学科 |
おすすめの学科
臨床薬学科
- 医療現場で活躍できる
- 患者さんとの関わりが多い
- 高い需要と就職率が期待できる
創薬科学科
- 新薬開発に携われる
- 研究職への道が開ける
- 最先端の科学に触れられる
病院薬学科
- 病院内での専門的な知識が学べる
- 患者ケアに直接関わる機会が多い
- 病院薬剤師としてのキャリアが有望
やめとくべき学科
一般薬学科
- 専門性に欠ける
- スキルの即戦力性が低い
- 他の専門学科と比較して弱みが多い
漢方薬学科
- 需要が限られている
- 専門性が強すぎる
- 就職活動で苦労する可能性も
薬学部を選ぶときのポイント
- 大学によって、カリキュラムや研究内容が異なる
- 大学によっては、特定の分野に特化した学科がある
- 大学によっては、海外留学プログラムが充実している
自分に合った大学や学科を選ぶために、複数の大学を訪問したり、オープンキャンパスに参加したりすることがおすすめです。
大学進学は、人生における大きな決断です。しっかりと情報収集を行い、後悔のない選択をしましょう。
学部の調査概要
有効回答数:282件
調査方法:クラウドソーシングサービス(クラウドワークス・ランサーズ)を用いたアンケート調査
調査期間:2024年4月30日〜2024年8月22日

